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2009/08/04(火) 11:32:15 ID:G9KAc47z
“政界の井上和香”田中美絵子氏、「姫のサメ退治」だ!…石川2区
今選挙の代表的構図「自民党の大物VS民主党の新人女性候補」の象徴が石川2区だ。自民党・森喜朗
元首相(72)に挑戦する民主党・田中美絵子氏(33)は「姫のサメ退治」と意気込む。「今選挙ナンバー
ワン美女」と評される田中氏の素顔と、森氏の奇策とは―。
夏祭りの夕暮れ。焼き鳥をほおばった田中氏は、豪快に言い放った。「(姫の)サメ退治です。森さんは
『サメの脳みそ、ノミの心臓』と言われてるので」。敵は一串では刺せそうもない大物だが、遠慮なしの
言葉で大金星を誓う。
森元首相が40年間守ってきたスーパー保守王国で、挑戦者に名乗りを上げた。昨秋の公認直後は
「井上和香似の美女が来たわいね!」と、一部で話題になったものの「選挙と言えば森と書くのが常識
になってた」(地元有権者)選挙区では、なかなか名前は浸透しなかった。「『え、誰?』みたいな」
絶対不利の「将軍のおひざ元」(県議)で戦うため、機動力を使った。秘書を務めた名古屋市長・河村
たかし氏(60)=当時は衆院議員=直伝の自転車遊説を展開。都市部から山間部まで連日ペダルを
こぎまくって支持を訴え、知名度は70%前後(選対)まで上昇した。
師匠は「みゃー、とにかく分かりやすい言葉で体験を話すといいがね。『王様と庶民の戦い』をキャッチ
フレーズにな」と助言をくれるほか、深夜に酔っ払ってちょっとエッチな内容の電話(しかも名古屋弁)を
かけてくる。「さすがに怒ります。ふざけないで下さいと」
84 :2009/08/04(火) 11:33:02 ID:G9KAc47z
あまり表には出してないが、実はバツイチでもある。秘書時代に「一瞬だった」結婚生活を経験している。
「河村さんからは『演説で言った方がいいぞ』と言われてます。秘書時代も集会で『彼女、バツイチなんよ』
って紹介されると笑いが起きるんですよね。それで(有権者との)距離が縮まるというか…」。今後は、
ホロ苦い経験を有権者に語っていくことも考えている。
平田健二参院議員、河村氏の秘書を務めるまでは「フツーのOL」だった。短大卒業後、パチンコ店の
カードをつくる会社に勤務後、根っからの旅好きが高じて、JTBの派遣社員としてツアーコンダクターを
務めた。「旗持って『こっち来てくださ〜い』ってやってました」。ハケンの品格を持って仕事をしているうち、
人々の生活を豊かにする政治の世界に興味を持った。
短大時代はバックパックを背負って1人、世界を放浪した。エジプトではピラミッドに登ろうとして番人と
番犬に追い掛けられたことも。「もし選挙に負けたら、私、旅に出ます。1人でラクダにでも乗ってこよう
かなあ」
今秋、33歳は砂漠でラクダにまたがるのか、それともバッジをつけて国会の敷居をまたぐのか―。旅の
行方が決まる決戦は、最終章を迎えている。
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090804-OHT1T00025.htm