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2009/08/01(土) 22:48:51 ID:KwKIkDp9
自民党員減り2万人
自民党県連の党員数が、ピークだった92年の約11万人から、08年度には5分の1の約2万2千人にま
で減っている。参院選の比例候補に課されていた党員獲得のノルマが撤廃されたことが主な要因だが、
自民党を長年支えてきた支持団体の解散も追い打ちをかけている。
県連幹部は「参院選の比例候補には『党員2万人を集める』というノルマがあったが、撤廃後、党員がずる
ずる減った」と打ち明ける。
さらに追い打ちをかけるように今年3月末、県連の支持団体の中で党員が最も多かった県軍恩連盟
(約4千人)が解散した。解散などで党員は2700人減ったという。
同連盟は、元軍人らに支給される軍人恩給の受給者らでつくる。全国の会員の平均年齢は男性88・6歳、
女性84・9歳だ。元幹部は「高齢で動きたくても動けない、投票にさえ行けない会員もいた。もう限界だった」
と、解散理由を説明する。
県内の会員はピーク時には1万人以上いて、ほとんどが自民党員だったが、亡くなったり、04年の中越
地震や07年の中越沖地震に被災して活動できなくなったりする会員も相次ぎ、会員、党員は減る一方
だった。
一部の支部では、解散後も党員として残る動きがある。長岡地域の支部は、残った支部の予算を党費に
充てることで、元会員約100人が今年度も党員となった。ある支部の80代の幹部は「恩給が支給される
のは自民党のおかげ。最後の恩返しです」と話す。
だが来年度以降、どれだけの人が党員として残るかは不透明だ。この幹部は「年を取ると、なかなか家の
外に出られない。『党費を自宅まで集めに来てくれるなら、一生、自民党員でいてもいい』と言う会員もいる。
でも、回収する側も高齢化していて、車を運転できる人も少なく、実際にはできない」と話す。
(長富由希子)
http://mytown.asahi.com/niigata/news.php?k_id=16000450907310001