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「こうするため竹中は格差社会を作り出した」。稲村氏は小泉首相よりも竹中平蔵・元総務大臣を強く批判
する。米金融資本の意向を受けて郵政改革の“効用”を喧伝していたのは、確かに竹中平蔵総務大臣で
あった。
ヒラリー・クリントンは国務長官は上院議員時代、国民皆保険を導入しようとして自分の選挙が危うくなっ
たことがある。米金融資本の柱とも言える保険会社の反発を買ったためだ。米保険会社の政治力の凄
まじさを物語るエピソードだ。
「郵政民営化の陰に米保険会社」と説いていた稲村氏にも米薬品業界から圧力がかかった。「何でそん
なこと言うんだ」と電話で言われたという。
「僕はね、米国市場原理主義のイカサマ経済が許せないんだ」。稲村氏は出馬動機を語る。出馬を決断
した日は、西川善文・日本郵政社長の解任を求めていた鳩山邦夫総務大臣が逆に麻生首相から斬られ
た6月15日だ。「市場原理主義が温存された」。稲村氏は悔しさを隠さない。
「本当は赤字でもなかった『かんぽの宿』を帳簿上の操作で意図的に赤字にし、二束三文でオリックスに
叩き売った」と稲村氏は指摘する。国民の資産が叩き売られたのである。
昨年9月、証券大手「リーマンブラザーズ」の破綻を引き金に米国の市場原理主義はあっけなく潰えた。
ところが、稲村氏によれば「日本には市場原理主義の残党がいる」。
当選の暁には、国会招致も取り沙汰されている竹中元大臣、西川日本郵政社長を追及してほしいものだ。
http://www.news.janjan.jp/election/0907/0907297947/1.php