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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090729-00000122-mai-pol
＜内閣府＞財産台帳０７年度に記録漏れ 検査院指摘
7月29日21時6分配信 毎日新聞
内閣府が管理する施設などの国有財産や物品について、新設や取り壊しを記録する国有財産台帳と物品管理簿を会計検査院が調べたところ、０７年度に完了した工事関連の変動が記録されていなかったことが分かった。影響は確認されていないが、検査院は「１年分もの記載漏れは極めてまれ」と説明。内閣府に対し、漏れていた首相官邸の改修工事を含む国有財産１８４件約４８億円分と、関連の物品取得１０６件約１１億円分についてきちんと記録するよう求めるとともに、他の年度でも漏れがないか調査を要請した。
検査院によると、原則として不動産は国有財産、動産は物品として扱われ、省庁ごとの記録が法律で決められている。庁舎なら完成日と工事費用を記録し、改装ごとに追記し長期間の履歴を残す。各省庁は台帳と管理簿に基づき、報告書を毎年作成して財務相に送るほか、資産価値を算定する際の根拠資料として使用している。
記録の事務手続きが明確でなく、事業ごとの担当部局から記録を担当する管財係への連絡不徹底などが原因だった。内閣府は「由々しき事態。是正措置を講じたい」と話した。【苅田伸宏】
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