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2009/07/28(火) 18:58:46 ID:yr39pU5W
新自由主義 決別の先は
政権交代に注目が集まっているが、こうした流れは郵政選挙での自民圧勝の反動だと思う。郵政という
単一争点で衆院の3分の2を占め、他の全く関係ない政策もどんどん決まってしまった。有権者にはこの
状況への失望感があり、フラストレーションがたまっている。米国は「チェンジ」のオバマを選んだし、日本
でも、という空気がある。
自民党への逆風は、実は自ら招いたものだ。昔の自民党は色々な個性が集まる集団だった。だが、党勢
衰退の危機感から人気のある小泉元首相を選挙の顔として選び、郵政選挙では大衆を味方につけた。
でも、しょせんは「一見の客」で、その代償に特定郵便局長などの支持層を失った。気づいたら足元はふら
ふらで、リーダーになるべき人材も摩耗してしまった。
一方の民主党も実力は未知数だ。寄り合い所帯だから、政権を取って政策をつくり上げていく中で分裂が
あるかも知れない。政権運営の方法も不透明だが、新たな可能性もあると思う。
この政権選択選挙で北海道は全国から大きな注目を集めている。自民が圧勝した前回でも民主が健闘
した。北海道の有権者の判断、この地で起こる大きな動きが今回の選挙を象徴する光景になるかも知れ
ない。
北海道が政権交代への分水嶺(ぶんすいれい)になると言っても過言ではないと思う。
(聞き手・伊藤唯行)
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000640907280001