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2009/07/19(日) 19:55:40 ID:VzzV5+8Z
津島氏引退 「寝耳に水」と猛反発 後継も未定 どうなる第二派閥
自民党津島派(平成研究会、68人)会長の津島雄二元厚相(79)の突然の引退表明に、津島派は「寝耳
に水だ」(船田元・元経企庁長官)と戸惑いを隠さない。当面は会長代理の額賀福志郎元財務相を中心に
衆院選を乗り切る構えだが、混乱は避けられず、長く自民党の中核を担ってきた党内第2派閥はますます
凋落する可能性もある。
津島派では、津島氏が近く会長職を退くことは既定路線だったが、派閥幹部は引退表明を一切知らされ
ていなかった。派内では「後の道筋を付けないまま、逃げるように引退表明するのは無責任だ」(閣僚経験
者)と反発の声が続出している。
元々、津島氏は旧宮沢派(現古賀派)に所属していたが、平成6年に自民党を離党し、翌年に復党した際、
平成研入りした。16年夏に日本歯科医師連盟からのヤミ献金事件で橋本龍太郎元首相が会長職を辞任
したため、津島氏に後任会長の白羽の矢が立った。
元々「外様扱い」だったため、派内で「雇われマダム」と言われるほど求心力に乏しく、津島氏が会長に
就任後、派は凋落の一途をたどる。昨年秋の総裁選では津島氏は、麻生太郎首相支持で派をまとめよう
としたが、派内の若手・中堅は石破茂農水相を擁立。最近では、派内若手と連携し、独自行動を続ける
鳩山邦夫前総務相にも「見て見ぬふり」を続け、派内では不信感が広がっていた。
後継会長選びも前途多難だ。かつて「派のプリンス」として将来を嘱望された額賀氏も過去2回総裁選
出馬を断念したこともあり、求心力は乏しい。船田氏や石破氏、小坂憲次元文科相らを推す声もあるが、
決定打は乏しい。中堅・ベテラン勢が次期衆院選で苦戦が伝えられていることも「ポスト津島」の視界が
開けない大きな理由となっている。
津島派は、竹下登元首相が昭和62年、田中角栄元首相に反旗を翻し結成した竹下派(経世会)が源流。
最大派閥として長く党内を支配してきた。だが平成13年に小泉純一郎政権が発足後は「反主流派」「抵抗
勢力」として徹底的に叩かれ、往時の勢いを失ってしまった。(水内茂幸)
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090719/stt0907191904007-n1.htm