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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090718/stt0907181954009-n1.htm
執行部と官邸スタッフの力不足 麻生政権弱体化の一因 (1/2ページ)
2009.7.18 19:54
自民党内の混乱が麻生政権の弱体化に拍車をかけているが、その一因が「麻生太郎首相の盾となるべき党執行部や官邸スタッフの力不足にある」(ベテラン議員)との批判が党内で広がっている。今の陣容では、今後も一層、党内の亀裂を深めかねず、衆院選に向けて一枚岩の体制づくりは困難な状況だ。
「一連の地方選挙について謙虚に受け止め、総括して対応していく。その方法は細田博之幹事長に一任してある」
東京都議選敗北を受けて、麻生首相がこう述べたのは、14日の代議士会だった。しかし、任された細田氏がその対応を固める前に、中川秀直元幹事長ら「反麻生勢力」は、都議選敗北の総括だけでなく「麻生降ろし」をも視野に入れた両院議員総会の開催を求める署名活動を本格化させていた。
細田氏に代わって事態の早期収拾に動いたのは、各派閥の事務総長たちで、15日に細田氏に対して、「一般の国会議員の意見を聞く場を速やかに今週中に開くべきだ」と申し入れた。これに対して、細田氏の腰は重く、同じ執行部の保利耕輔政調会長や笹川堯総務会長も慎重論だった。
ただ、党執行部には事務総長の提案に代わる知恵はなく、逆に反麻生派切り崩しで動いた形跡もない。また、内閣の番頭役である河村建夫官房長官も同様で、与謝野馨財務相や石破茂農水相の署名の動きを阻止できなかった。
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