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http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009071600728
内閣・政党支持、危機的に低下=衆院選控え「麻生自民」窮地に−時事世論調査
麻生内閣の7月の支持率は発足以来最低の16.3%を記録し、有権者の「麻生離れ」が危機的な状況にまで進んだことを裏付けた。自民党内で麻生太郎首相への退陣圧力が強まるのは必至だ。仮に首相が「反麻生」の動きを退け、衆院解散にこぎつけたとしても、勝ちきるのは容易ではない。首相はいよいよ窮地に立たされた。
衆院選を目前に控え内閣支持率がここまで低下した例は、少なくとも最近ではない。衆院への小選挙区制導入後でみると、橋本龍太郎元首相は1996年9月に、小泉純一郎元首相が03年10月と05年8月に、それぞれ解散しているが、直前の支持率は4〜5割程度を維持していた。相次ぐ失言で批判を浴びた森喜朗元首相でさえ、00年6月の解散直前の調査で30.4%の支持率があった。しかも、政党支持率では、自民党が野党を引き離していた。
今回、政党支持率で自民党(15.1%)が初めて民主党(18.6%)を下回り、「自民離れ」も危機的であることを実証した。このことは、政策や人事をめぐる首相の「ぶれ」だけでなく、自民党内の混乱や東国原英夫宮崎県知事への衆院選出馬要請で示された特定の人物の人気に頼ろうとした執行部の行動も響いたとみられる。
安倍、福田両内閣がわずか1年で退陣した反省に立ち、総裁選で約6割超の票を得て麻生政権が発足したのが昨年9月。1年もたたずに「麻生降ろし」で混乱する自民党の現状は、有権者の目にどう映るのだろうか。有権者の審判は間近だ。 (2009/07/16-17:16)