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6月18日7時57分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090618-00000099-san-soci
第2管区海上保安本部(塩釜)に入った連絡によると、17日午後0時15分ごろ、青森県の尻屋崎東方沖約28キロの太平洋で、海上自衛隊の潜水艦「おやしお」と、経済産業省の調査船「資源」の曳航(えいこう)する海底探査用のケーブルが接触した。同本部によると、「資源」のケーブルを「おやしお」が横切る形となり、10本のケーブルのうち、6本が切断されたという。
おやしおは今年1月にも鹿児島湾で漁船と接触事故を起こしていた。2管本部によると、おやしお側からの通報は発生から4時間半以上たった17日午後5時前だった。
防衛省海上幕僚監部によると、おやしおには81人が乗り組み、潜航して訓練中だった。「こつん」と何かに接触した音がしたため、海上に浮上して事故に気付いたとしている。2管本部などによると「資源」は石油や天然ガスの調査船で、54人が乗っていた。
通報遅れの理由について海幕広報室は「現場で事故の状況確認などに時間がかかったと思われる」としている。