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437 :無党派さん:2009/07/10(金) 17:27:13 ID:bccUi0TU
都議選大敗、麻生の介錯は森…自発的退陣へ“首に鈴”
「与党大敗」が予測される都議選(12日投開票)を見越し、自民党内で自粛していたはずの「麻生降ろし」が再び動き出した。
総裁選前倒しを求める町村派の山本拓衆院議員が麻生退陣の“手順書”を配布すれば、
反麻生色の強いベテラン議員らも会合で「不人気な麻生首相では戦えない」との意見で一致。
介錯人には森喜朗元首相の名前があがっている。
山本氏は9日、「麻生退陣シナリオ」を描いた文書を関係者に電子メールなどで配布した。
両院議員総会を開き、総裁公選規程で決まっている党総裁選の投開票日を「総裁任期満了前の10日以内」から
「50日以内」に改正。そうすれば、麻生首相(党総裁)の9月30日の任期切れから逆算し、
8月上旬に総裁選が実施できる−。こんな内容なのだ。
山本氏は都議選告示の3日以降、選挙に悪影響を与えないよう町村派幹部から活動自粛を求められ、一時休戦を宣言していた。
しかし、ここにきて麻生降ろしを再開したのは、「もはや都議選敗北は間違いないと見越したため」(自民若手)との見方が強い。
両院議員総会は党所属国会議員の3分の1(128人)以上の要求があれば7日以内に招集しなければならないが、
山本氏の文書には「すでに必要数を確保」とも書かれており、開催に自信をみせる。
438 :無党派さん:2009/07/10(金) 17:27:57 ID:bccUi0TU
派閥幹部やベテラン議員らの動きも慌ただしくなってきた。
9日午後の国会図書館の会議室。加藤紘一元幹事長のほか津島雄二税制調査会長、高村正彦前外相、船田元・総務会長代理ら
ベテラン議員が集まった。加藤氏は会合後「都議選の情勢分析」と記者団に多くを語らなかったが、7日のほぼ同じ顔触れの会合では
「力ずくで麻生首相を引きずりおろせば自民党のイメージが悪くなる。自発的な退陣が望ましい。その場合、
首相の首に鈴を付けるのは森氏以外にはいない」との認識が大勢を占めており、今回は「ポスト麻生」に関する話題も出たとみられる。
森氏は町村派のオーナーで、麻生首相の後見人的存在とみられているが、麻生降ろしを封じるために、
党役員人事を断行しようとした麻生首相に「待った」をかけたのも森氏だ。
【ベテラン議員会合で一致】
その森氏は9日夜、もう1人のキングメーカーである青木幹雄前参院議員会長と会談し、衆院解散の見通しや麻生降ろしについて意見交換した。
席上、森氏は麻生首相の介錯人になる事を期待する党内の声に対し、「私はそんなことはしない」と否定したというが、ある反麻生ベテラン議員はこう話す。
「森氏の最大の関心事は自民党内でキングメーカーで居続けること。先の党役員人事・内閣改造をめぐる騒動でも、当初、森氏は賛成していたが、
党内で反発が強まると最後になってハシゴを外した。それだけに、これだけ反麻生の声が高まれば、最後には首相の鈴付け役として動くだろう」
また、これらの動きと同調するように、「反麻生陣営の小番頭」(ベテラン議員)と言われる塩崎恭久元官房長官も
10日発売の月刊誌「文芸春秋」で、党総裁選の早期実施を求めている。
ここに来て、麻生退陣論が一気に噴出しだした背景には、「麻生首相は都議選後に『解散』に踏み切る可能性が高い。
そうなれば自分は落選確実だ」(自民中堅)との不安が高まっているためだ。
果たして、G8サミットから11日夜に帰国する麻生首相は、麻生退陣論が吹き荒れる党内の風景をどうみるか。
http://www.zakzak.co.jp/top/200907/t2009071043_all.html