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http://alternativereport1.seesaa.net/article/123042177.html
2009年07月08日
納税奴隷=市民を支配するエリート帝王達の小サークル
「二重スパイ=ヘンリー・キッシンジャーの正体」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/107686887.html
「世界の金融王の経歴」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/103047840.html
「ナチスの日本支部として創立された自民党」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/65197894.html
「アドルフ・ヒトラーも加入していた生命保険会社」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/120751330.html
「なぜAIG生命保険は救われ、リーマン・ブラザースは見棄てられたのか」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/106745922.html
「敵国イランを密かに支える米国=イスラエル」、
http://alternativereport1.seesaa.net/article/110332082.html
「欧米・大富豪達の大好きな書物」、参照。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/103114320.html
書物短評 : ヘンリー・カウフマン 「カウフマンの証言 ウォール街」 東洋経済新報社
ニューヨーク連邦準備銀行を経て、ソロモン・ブラザース副社長となったカウフマンは、その経済予測の的中率の高さから、「金融界の大御所中の大御所」、「予測の神様」等と、異名を取る。このソロモンは、現在、シティバンク・グループの傘下に入り、シティと一体化し、オバマ大統領によって事実上、アメリカ国家の国有銀行となり、FRBとの一体化と見紛う状況になっている。連銀出身のカウフマンが、ソロモン経営者に天下って来た歴史からすれば、当然の帰結と言う皮肉になる。
回想録である本書には、米国中央銀行FRB等の金融当局の担当者が、金融恐慌等々、個々の経済現象に対し、どのような思惑を持ち、どのような行動を取るか、また、どのような政策が最も適切であるかを考えさせる、金融の現場で仕事を行う者にとっては、非常に示唆に富む記述が含まれている。
かつて、アドルフ・ヒトラーの東欧・ロシア侵略、英国にまで至る西欧への侵略計画を「策定した」モーリス・グリーンバーグ地政学研究所の創立者モーリス・グリーンバーグが、第二次世界大戦後の、アメリカ金融界・世界の金融界の「指導者・設計者として、戦後一貫して、帝王の地位に就任し続けている様」も、本書では語られている。ウォール街の「金融界の大御所中の大御所」、「予測の神様」カウフマンは、恐れおののき、畏敬の念を持ってグリーンバーグについて語っている。
金融界の正体が、ナチスである事が、ここでは「常識として語られている」。
なお、カウフマンは、ニューヨークのワシントン・ハイツ高校時代から、金融の英才教育を受け、「将来、世界金融・アメリカ金融界の指導者」となるべく、同校の「エリート・サークル」で帝王学の指南・教育を受けている。カウフマンが高校1年生として、この「エリート・サークル」に加入した時には、2年生・3年生の、カウフマンを指導した先輩として、ヘンリー・キッシンジャー、後のFRB議長アラン・グリーンスパンが居た。カウフマンが高校卒業後、ビジネススクールであるニューヨーク大学スターン校に入学する際、面接官であったのが「経営学の神様」ピーター・ドラッカーである。「金融の神様」は、こうして「経営学の神様」によって「育成される」。
これらは偶然ではなく、「貴族社会である21世紀」においては、貴族は貴族だけの「エリート小サークル」で帝王学を学び、「市民・納税者という奴隷を、いかに支配・コントロールするか」を学ぶ。この高校における「エリート小サークル」の友達ネットワークが、そのまま、後の、ホワイトハウス=キッシンジャー、FRB=グリーンスパン、大手投資銀行=カウフマンの、人脈ネットワーク=政策協力となる。
そこには「納税・奴隷」である市民の参加の余地は無い。これが、21世紀と言う「貴族社会=農奴社会」の、本当の姿である。
リンク・サイト 「アナザー・オルタ通信」
=「CIAスポーツクラブ=読売巨人軍」、参照。
http://anotheralt.seesaa.net/?1244539810