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19 :無党派さん:2009/07/06(月) 04:27:09 ID:YouKzlmi
●省利省益予算「特別会計」を根本的に見直せ
●国民の監視なく官僚事業に思うままに使われてきた悪弊
●怒りを官僚、自民党に向けよう
(前略)最近出版された、『亡国予算−闇に消えた「特別会計」』(北沢 栄著)、により、概要が分かった。
それによると、08年度の予算は一般会計で歳入総額83.1兆円、特別会計は368.4兆円に上る。
特別会計は一般会計の約4.5倍になっている。
ところが、一般会計と特別会計の間では資金が行き来し重複計上されているために、
本当の姿はこの重複計上を除いた純計ベースで見なければならないと言う。
そうすると、一般会計の歳入純計が81.0兆円、特別会計が155.6兆円、
歳出純計は一般会計で34.2兆円、特別会計が178.3兆円だ。
特別会計の規模は一般会計の5.2倍にもなる巨大な金額なのだ。
その特別会計がこの1世紀の間、国民(国会)の監視なしに、官僚事業に思うままに使われてきた悪例が蔓延(はびこ)っていた。
しかも特別会計には予算があるが、決算はないらしい。予算取りはするが、最終的にいくら使ったかが報告されていないのだ。
そこで特別会計から事業費用以上の交付金(余剰資金)を受けて、余った金が「埋蔵金」になっているらしい。◇
先の党首討論でも、麻生さんは3年後に増税をお願いすることになると訴える一方で、
鳩山さんは増税の前に徹底した見直しをすれば10兆円は捻出できるので、4年間は増税しないと言う。
210兆円の約5%に当たる金額だ。
民間会社は、予算に対して5%カットでの執行は当たりまえだ。
官僚だけが、余剰資金で事業をしていいはずがない。
国民の実生活に無関係な事業は大幅に廃止すべきだ。
北沢さんも、その著書で、特別会計の不用金10兆円が毎年活用できると指摘している。
決算ベースでは、巨額の使い残しが出ているのだ。
北沢さんの前書を購読し、その怒りを官僚、自民党政権に向けよう。
統廃合と言いつつ廃止せずに、統合するだけの行政改革は許してはいけない。(後略)
http://www.news.janjan.jp/government/0906/0906195411/1.php