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2009/07/06(月) 06:08:37 ID:01ZEBlNj
川勝氏 激戦制す
「学者知事」の手腕期待
選挙運動を終え、支持者らと握手する川勝平太さん(4日夜) 知事選は5日、投開票が行われ、379万県民の新しいリーダーとして、
前静岡文化芸術大学長の川勝平太さん(60)が選ばれた。独創的な視点から文明や歴史を論じる学者。早稲田大などで教べんを執り、
2年前から浜松市で大学経営や研究にあたっていた。民主党などから懇請され、学窓から政治の世界へ。明るさが見えない
経済、慢性的な医師不足、低迷する農林漁業――。久々に県の新しい「顔」となった川勝さんを待ち受ける課題は多い。
「学者知事」がどのように静岡の未来を切り開くのか。県民はその手腕に期待し、仕事ぶりを注視している。
静岡市葵区黒金町にある川勝さんの事務所には多数の支持者らが詰めかけ、緊張した面持ちで開票作業の進行を見守った。
なかなか当落が判明せず、「どうなっているんだ」など焦りの声も聞かれ始めた午後11時20分頃、待ちに待った「当選確実」の一報が飛び込み、
事務所内はバケツをひっくり返したような大騒ぎに。支持者らは抱き合ったり肩をたたき合ったりと、長く厳しかった選挙戦を通じて
強いられた緊張を一気に解き放つかのように喜びを爆発させた。
やがて、日焼けした顔の川勝さんが事務所に到着。事務所の盛り上がりは最高潮に達し、わき起こる「平太」コールと、
「よくやったぞ」「これから大変だけど、頑張れ」などの声に包まれながら、川勝さんは壇上に上がった。
貴美夫人や、推薦した民主党の榛葉賀津也・県連会長(参院静岡選挙区)らに囲まれた川勝さんは、「行財政改革や教育改革を
スピーディーにやり遂げる。静岡から日本の理想を実現させたい」と決意を語り、支持者らとともに何回も万歳を繰り返して喜びを分かち合っていた。
川勝さんが知事選への出馬を表明したのは、投開票日のちょうど1か月前の6月5日。出遅れは否めないことに加え、
民主党の小沢代表代行が模索した元同党参院議員の海野徹さんとの一本化が不調に終わったため、一時は党支持層の分裂が懸念された。
しかし、衆院選の前哨戦と位置づけられた与野党対決の構図の中、民主党は鳩山代表や岡田幹事長ら幹部を次々と投入し、
知名度不足を一気に挽回(ばんかい)。
読売新聞が5日に県内投票所で行った出口調査では、
民主支持層の7割強、
「支持政党なし」層で4割弱、
自民支持層でも2割弱の支持を獲得したほか、
年齢層別でも20〜50歳代で最も多く支持を集め、坂本由紀子さんに競り勝った。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090706-OYT8T00087.htm?from=dmst3