★阿修羅♪ > 昼休み23 > 524.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://mainichi.jp/select/today/news/20090702k0000e040053000c.html?link_id=RTH02
光母子殺害テレビ発言:橋下氏、2審も敗訴 賠償は減額
2009年7月2日 13時21分 更新:7月2日 13時47分
山口県光市の母子殺害事件(99年)の弁護活動を巡り、橋下徹弁護士(現・大阪府知事)のテレビ番組での発言で懲戒請求が殺到し業務に支障が出たなどとして、被告の元少年の弁護士4人(広島弁護士会)が計1200万円の損害賠償などを求めた訴訟の控訴審判決が2日、広島高裁であった。広田聡裁判長は計800万円の支払いを命じた1審広島地裁判決を変更し、橋下氏に計360万円の支払いを命じた。
1審判決などによると、橋下氏は07年5月放送の民放番組で、事件の動機を「失った母への恋しさからくる母胎回帰によるもの」などと弁護活動をした原告らを批判。「許せないと思うんだったら一斉に弁護士会に懲戒請求をかけてもらいたい」などと発言した。1審判決は「発言と懲戒請求との間に因果関係があるのは明らか」と認定した。
広田裁判長は、発言は名誉棄損にあたらないと判断したが、懲戒請求を呼びかけたことは不当行為にあたるとした。賠償額については1人当たり90万円が妥当とした。
橋下氏は1審判決後、「表現の自由の範囲を逸脱していた」と謝罪したが、「3審制なので高裁の判断も伺いたい」として控訴。原告側も賠償額を不服として付帯控訴していた。【寺岡俊】