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【東洋経済、テレビCM枠が埋まらない】(広告会社も5大マスコミもはっきり言って不必要で嘘ばかり流す有害な存在です)
http://www.asyura2.com/09/lunchbreak23/msg/423.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2009 年 6 月 30 日 20:21:44: 4sIKljvd9SgGs
 

【広告】広告若手・中堅社員の本音トーク!華々しい業界も今や昔?タクシー券全面禁止…ヤバいです [09/06/26]
1 :本多工務店φ ★:2009/06/26(金) 23:58:33 ID:???
Aさん 大手広告代理店に勤務。国内有名企業のPRを担当    
Bさん 大手広告代理店に勤務。メディア部門に所属。テレビ局担当
Cさん 大手広告代理店に勤務。営業部門。担当は外資系IT企業
Dさん インターネット専門の広告会社に勤務。メディア担当
Eさん 大手広告代理店に勤務。営業部門。担当は情報関連企業

A 昨年秋のリーマンショック以降、自動車業界の広告投下の落ちはすごいですね。
  トヨタ自動車が広告費を3割カットしたというけど、実際には半減に近い感じで、戻る様子はまったくないです。

B テレビのCM枠がなかなか埋まらない。「トヨタさんが出さないなら」と広告予算を削る企業が増えて……。
  特にタイヤなど自動車関連の落ち込みがきついです。
  かつては枠を取るのに1カ月以上前に発注しなくてはいけなかったのに。
  今では最悪1週間前でも取れてしまう状況。
  テレビ局側も枠を埋めるために値下げしているから、結果的に枠は埋まっていても、
  売り上げは前年の8割くらいに下がったりと、負のスパイラルが続いてます。

C 番組提供表示が付くタイムCMの落ちが顕著ですね。
  タイムCMは2クール、6カ月間の単位で買うのが原則だけど、企業は今、固定費を嫌うから。
  以前は入れなかったような人気番組でも枠はどんどん空いていて、3年くらい前とは大違い。

B 枠が埋まらないから、番組宣伝やテレビ局のPR広告が増えている。
  あとはAC(公共広告機構)。
  ACは空き枠を埋めるだけじゃなく、不祥事が起きて広告停止するときの差し替えにもよく使われていて、
  最近だとSMAP草なぎクン事件のときにフル活用された(笑)。

C あと、表だっては言えないけれど、広告代理店が空き枠の一部を自腹で負担することもあるよね。

A 最近、予算が増えているのはPR。
  クライアントも広告が効かなくなっているという認識があって、PRでニュースを作って広告化することに興味を持っている。
  だけど、PRは広告に比べて費用が少なくて済む、という理由も背景にあるから、広告全体の予算は削られる一方。

D それに比べると、インターネット広告の受ける影響は少ないけど、春先以降はどんどん落ちている。
  去年いっぱいはかなりよかったんだけど。

C うちは社内の経費削減もシビアになってますね。
  オフィスの電気を昼休みや夜に一度、全社的に消すんですが、最近、そのタイミングが早くなってきて(笑)。
  これまで夜は2時間置きに電気が消えていたのが、今では10時、11時、12時と一時間ごとに電気が消える。
  いちいちつけに行くのが面倒で。

B テレビ局の経費削減で会食の数が減りました。
  つい2〜3年前は週4回はテレビ局さんと会食だったけれど、そんなこともなくなったなー。

>>2に続く

ソース:東洋経済オンライン
http://www.toyokeizai.net/business/industrial/detail/AC/1fc7b32fe2b42b318d29b933e40b750f/


2 :本多工務店φ ★:2009/06/26(金) 23:58:50 ID:???
>>1の続き

E いちばんインパクトが大きかったのはタクシー券がなくなったこと。
  以前から、タクシー券の枚数制限が月10枚、月5枚と減ってきてはいたけれど、完全になくなったのは初めて。
  今は申請書を書かないと1枚たりとも出ません。
  昔はまくようにあったタクシー券がなくなって、40代以上の方たちはかなりショックを受けていましたね。
  バブル期を知っている人には悲劇そのものみたい。
  個人的にはむしろ、今までがちょっとおかしかったと思うのですが。

D インターネット広告は費用対効果にシビアな世界なので、もともとタクシー券なんてなかった。
  最初から経費を相当絞っていたので、大きな変化はないかな。
  ただ、カラーコピーの枚数を減らせとか、そういう細かい話は出ているけど。

A ボーナスがねー。それは何ですか? という感じ。
  うちは年1回だけど、それでも今年は1カ月分出るかどうか。
  やばいです。さすがに、こんなことは今まではなかった。

C うちもボーナスは何割減という感じで大幅に減ってきているよ。

E 同じく。
  給料は変わっていないけれど、もともと残業代とボーナスで稼いでいるところがあったから、厳しいね……と嘆いています。

A 最近は休日勤務禁止、深夜残業も禁止。
  でも、飲みに行くにもカネがないので、みんなジョギングしたりして、すっかり朝型人間に。
  何だか健康になってしまった。朝、読書会やったりね(笑)。

E つらいのは不況で広告予算が減っても、私たちの作業量が変わらないことですね。
  そのうえ、競合が増えていて、つねに全力でいかないといけないのが、キツイ。
  ルーチンをやりながらコンペの準備をしているので、現場は相当、疲弊してます。

C それに加えてうちは人件費の削減の大号令の下、ここ2〜3年、派遣が減ってデスクの人数が極端に少なくなってしまった。
  昔なら3人でやっていたことを2人でやってます。

A 今は広告の手法が非常に細かくなって、キャンペーンのつながりとか、仕事量はどんどん増えている。
  やってもやっても、やりきれないですね。

E これまで、うちのような大手は、金額の小さな販促の商談を取りにいくことはなかったのですが、
  最近は、マスの広告だけじゃなくて、こういう細かい仕事も取りにいく流れが出てきました。

C 販促費はチラシ制作とかPOP制作とか、一つひとつの制作費がすごく細かいから、
  以前はテレビ局の口座を持つような大手代理店はほとんど手を出さなかった。
  でも、クライアントの宣伝予算が大幅に削減されると、そうもいっていられない。
  私もメーカーの営業さんとの会議に出席したり、直接店舗の売り場を見に行ったりしています。

E 販促のコンペでは映像系の会社や大日本印刷といった大手の印刷会社と競合しています。
  紙の販促物の制作費で印刷会社の価格に勝つことは絶対に無理だから、
  その分、代理店を使う利点や付加価値をさらに強めていかないと。
  代理店を使えば人気スターをメインビジュアルで使えるとか、何か事故があった場合も、すべて対応できるとかね。

>>3に続く


3 :本多工務店φ ★:2009/06/26(金) 23:59:07 ID:???
>>2の続き

D 大きな変化は広告が細分化されてきていることかな。
  みんなが接触する情報源が増えちゃってる。
  インターネットの世界はメディア数だけで1000を超えていて、
  その中から選ばれなくてはいけないという大きなハードルがある。
  でも、今の検索連動型広告のように個人が作ったブログに貼り付けてクリックしてもらうのが
  はたして本当に広告と呼べるのか正直、疑問も感じていて……。
  ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が広告媒体化していると見る向きもあるけれど、
  これも個人的には否定的だな。
  ブログなんかはマスメディアと違って、間違ったことを書いても責任は取らないわけでしょ? 
  誰が何を書いているのかわからないようなものを、本当に広告媒体と言っていいのかな。

A PRの世界では、一般の生活者にブログを書いてもらったり、動画サイトに投稿してもらって、
  商品の体験情報を口コミで広めていく動きはすでに定番化してます。
  ただ、やや、あざとい部分もある。
  うちはやらないけど、おカネを払って書いてもらうケースもあるようだし。
  プロパガンダとジャーナリズムの線引きをきちんとする必要を感じてます。


 

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