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787 :無党派さん:2009/06/12(金) 19:26:42 ID:A3b+EGKj
◇解説…空洞化する国民皆保険 08年度 滞納世帯が20%を突破
毎日新聞の全市区町村調査で判明した国民健康保険(国保)保険料の3.6倍に上る地域格差は、
国費投入を削減しながら、自治体に財政健全化を迫ってきた国の政策の結果だ。
一部で所得の4分の1に及ぶ高額な保険料は、「無保険の子」問題をはじめとして低所得層を医療から遠ざけ、
半世紀に及ぶ国民皆保険を空洞化しつつある。
7割が赤字という国保財政の逼迫(ひっぱく)の背景に、国保の構造変化がある。
職業別の加入世帯(06年度)は20年前と比べ、無職者が54.8%(86年度は25.5%)に急増。
自営業者は14.5%(同29.8%)に落ち込んだ。
リストラによる失業者や年金生活者ら社会的弱者が多く、国保が福祉の根幹をなんとか支えているのが現実だ。
これに対し、国は「給付と負担」を原則に、運営主体の自治体に滞納を減らして収支改善を迫る小手先の対策しか示せていない。
84年に国保への国庫補助を削減。
保険料に介護保険分を上乗せした00年度には、滞納者への給付の一時停止措置も義務化した。
しかし、保険料上昇が滞納につながる悪循環も招き、08年度には滞納世帯が20%を突破した。
同年度には、国保の運営改善を狙い、75歳以上を別枠に移す後期高齢者医療制度を創設したが、
財政難から45%の自治体が保険料の値上げに動いた。
調査では、保険料を高額設定せざるを得なかった自治体から、国に対する批判も多かった。
国費投入拡大や他の保険制度との一本化など抜本対策を示さない限り、国は不作為のそしりを免れない。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090608k0000m040111000c.html
これは、自公政権の完全な失政。