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2009/06/11(木) 11:41:44 ID:eALO+bIv
「身内の反乱」自民に痛手
東根市長 民主・近藤氏を支援
2区 県とのパイプ役期待
東根市の土田正剛市長は10日、次期衆院選山形2区で、自民現職の遠藤武彦氏の後任として立候補を
表明している自民新顔の鈴木啓功氏ではなく、民主現職で県連会長でもある近藤洋介氏を支援すること
を表明した。東根市は自民が高い得票率を誇ってきた地域で、土田氏は元自民県連幹事長。議席継承を
狙う自民にとって「身内の反乱」は大きな痛手になりそうだ。
朝日新聞の取材に答えた。土田氏は「市の発展を願う立場で決断した」と説明。市内の工業団地で雇用を
拡大する企業の幹部が近藤氏の後援者であることや、知事選で吉村知事を支援した近藤氏に県政との
パイプ役を期待しているという。遠藤氏の引退表明が「寝耳に水」だったことへの不満や、鈴木氏が米沢市
出身で、北村山地域との縁が薄いことも影響したとしている。
土田氏はすでに近藤氏の後援会組織の立ち上げにかかわるなど活動を始めている。
土田氏の態度表明を受け、自民党の渡辺正幸・市支部長は同日、県連の今井栄喜幹事長と約30分間
会談し、「鈴木氏が党の統一候補」との方針を再確認した。9日の市支部大会では異論が出てまとまらな
かったが、来週にも役員会を開いて鈴木氏を支援する方針を諮る考えだ。
だが、土田氏は自民県議を4期務め、93年には党推薦で知事選に立候補。さらに遠藤氏の後任にも一時
名前が挙がるなど、党を代表する首長の一人だけに、影響は大きい。
渡辺支部長も「いろいろと事情があってのことだと思うが、まさか民主県連会長を後援する形になるとは」
とショックを隠さない。今井幹事長も「自民党の底力が問われている」と危機感をにじませる。2区のある
自民県議は「土田市長と行動を共にしている(自民の)市議らが動けなくなる。周辺市町に影響しないかも
心配だ」と話し、連鎖反応を警戒する。
近藤氏はこの日、土田氏の「支援」について、「大変光栄です。高い見地から判断されたと受け止めてい
ます。お役に立つよう全力を尽くしたい」と話した。
http://mytown.asahi.com/yamagata/news.php?k_id=06000000906110002