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2009/06/09(火) 19:38:01 ID:KzXy4xCS
鳩山総務相、日本郵政・西川社長の面前で辞任要求「独自判断で」
日本郵政の西川善文社長の進退問題をめぐり、参院総務委員会は9日、鳩山邦夫総務相と西川氏が
出席して集中審議を行った。鳩山氏はかんぽの宿譲渡問題を厳しく批判し、「国民の財産をかすめ
取られそうになった責任を取ってほしい」と西川氏の面前で辞任を要求。一方、西川氏は「民営化の土台
を築くことが私の責務だ」と続投の決意を改めて表明した。早期収拾を願う政府・与党は一歩も譲らぬ
両者に困惑の色を深めている。
鳩山氏は、日本郵政が今月末までに総務省に提出予定の報告書の文案をすでに読んだことを明らかに
し、「自分たちはこういう間違いを犯したから、こういう反省をしているという部分が一行も見あたらない」と
切り捨てた。首相サイドは報告書提出を契機に、鳩山、西川両氏を和解させようと画策していたが、これ
で望みが絶たれた。
また、鳩山氏は、日本郵政取締役人事の認可権について「総務相の独自判断でやれる」と説明。「政争
とか選挙はまったく関係ない。国民の常識が政界の常識、私の常識でなければならない」と強気の姿勢
を崩さなかった。
これに対し、河村建夫官房長官は、「麻生太郎首相は関係閣僚に調整を指示した。財務相を排除して
物事が進むものでもない」と述べ、鳩山氏の独走を牽制(けんせい)。自民党の大島理森国対委員長も
「おれが正義で向こうは違うという言動は政治家として慎むべきだ」と述べ、鳩山氏を批判した。
首相は5日夜、首相公邸でひそかに鳩山氏と会い、説得を試みたが、不調に終わったようだ。首相サイド
はなお妥協案を模索しているが、ある政府高官は「落としどころはいくつかあるのに鳩山氏に受け入れる
ムードはない」とこぼした。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090609/plc0906091913016-n1.htm