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889 :無党派さん:2009/06/08(月) 22:30:46 ID:11f9ue4Q
>>789
サザンは大いに関係ある
バーニングの力の源泉は著作権ビジネス
タレントの北野誠の"不適切発言"で所属の松竹芸能は、北野に"無期限謹慎"という厳しい処分を言い渡し、
自らも日本音楽事業者協会を脱退することでケジメをつけた。この"無期限謹慎"が意味するものは、
関西における芸能ジャーナリズムの稚拙さと、吉本興業をはじめとして、関西芸能プロの東京進出の
難しさを浮き彫りにしたように思える。
・・中略・・
推測するに、北野は所属事務所の力も過信していた節がある。確かに松竹芸能は、今でこそ吉本興業に
リードされているが、関西では吉本と並ぶ大手プロである。しかし、東京では事情は違ってくる。かつて、
東京の事務所が、関西の番組に出演したいとアプローチし、ことごとく関西の大手プロの圧力によって、
潰されてきたという現実があるのだ。そのことをいまだに恨みに思い、関西の大手プロが音事協に加盟することを
反対した元音事協の重鎮もいた。それでも、吉本も松竹芸能も、音事協に加盟することで、東京の芸能界との
バランスを保ってきた。
それを、北野の"不適切発言"が崩してしまったのだ。松竹芸能としては、すでに、東京で活躍している
笑福亭鶴瓶や鶴光らを守るために、北野に無期限謹慎という詰め腹を切らせて、音事協を脱会という
ケジメのつけ方しかなったのかもしれない。知り合いの芸能リポーターは「音事協による言論統制だ」と憤るが、
北野や関西のリポーターたちのやってきたことはあまりにも、芸能ジャーナリズムとはかけ離れた、
興味本位の裏ネタ暴露ばかり。
筆者は周防と暴力団との"黒い交際"について、30年近くにわたる取材で裏付けまで取っている。そのほか、
この"ドン"の行動をウォッチし、問題点は批判し続けてきた。そのため、幾度も法廷で戦うことになってきた。
裏ネタを扱うということは戦いなのだ。
今回、戦う精神を持たない輩が、裏ネタを扱ったことで、あっけなく「全面降伏」した。こうした前例が、
マジメに取材活動を続ける芸能ジャーナリストを追い詰める結果にならなければいいが。
(文=本多圭)
http://www.cyzo.com/2009/04/post_1915.html