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2009/06/06(土) 11:46:39 ID:pXTK+A1d
英首相、退陣の危機 地方選で与党惨敗閣僚辞任相次ぐ
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009060602000079.html
四日に投票された英国の地方選でブラウン首相率いる与党・労働党が惨敗を喫する見込みとなった。来年六月までに予定される総選挙では
政権交代が必至の情勢で、党内部からは党首交代を求める声が噴出し、閣僚が次々と辞任。ブラウン首相は五日、内閣改造に踏み切り、政
権を死守する構えだが、退陣圧力は高まるばかりだ。
「あなたが続投すれば、野党・保守党の(総選挙での)勝利は確実となってしまう」。パーネル雇用・年金相は四日夜、辞表を提出するとともに、
首相に退陣を求めるこんな内容の書簡を公表した。
既にスミス内相とブリアーズ地域・地方政府担当相が辞意を表明しており、選挙結果が出る前に閣僚が政権に見切りをつける事態に。英各紙
は「沈む船からネズミが逃げ出した」などと報じた。
開票速報によると、労働党の得票率は第二野党の自由民主党をも下回る「第三党」になる見込み。地方選と同時に実施された欧州議会選では、
少数政党の英国独立党にも負ける歴史的惨敗になりそうだ。
党首選を行うには、同党の下院議員三百五十人のうち七十一人の支持が条件で、既に必要数は確保されたとみられる。ブラウン首相は両選挙
の結果を受け、週明けにも内閣改造で起死回生を図るとみられていたが、退陣要求の高まりを受け、五日に前倒しした。
英BBC放送などによると、新内閣では次期党首の最有力候補と目されるジョンソン保健相をあえて内相に格上げするとともに、経費乱用批判に
さらされた右腕のダーリング財務相を再任させる方針。しかし、退陣要求が公然と行われるようになった今、求心力の回復は極めて難しい状況だ。