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2009/06/02(火) 02:28:05 ID:gDC+RqXA
郵便不正、証明書偽造は「自己保身のため」厚労省係長が供述
障害者団体向け割引郵便制度の悪用をめぐる虚偽公文書作成事件で、厚生労働省障害保健福祉部
係長、上村勉容疑者(39)が大阪地検特捜部の調べに、「凛(りん)の会」(解散)に偽の障害者団体
証明書を作成した動機について、「手早く発行できなければ仕事ができないと思われる。自己保身の
ためだった」という趣旨の供述をしていることが1日、分かった。偽造に関して上司らの指示の有無が
焦点になっていたが、「政治案件」として引き継いだ上村容疑者が重圧を感じ、処理を急ぐために不正
な手段を選んだ可能性が高まっている。
一方、障害保健福祉部内で正規の稟議書が回されず、決裁のないまま証明書が発行されるなど不自然
な点も残されており、特捜部は、決裁権を持つ上司らが上村容疑者の不正に気付いていなかったか、
慎重に捜査を続けている。
捜査関係者によると、上村容疑者は「自己完結的に処理した」と上司や同僚らの関与を否定する供述も
しているほか、「凛の会側から何度もせっつかれて偽造してしまった」と焦りから偽造に至った状況を説明
しているという。
当時の障害保健福祉部長(57)=退職=の供述などによると、平成16年2月ごろ、民主党の国会議員
が部長に電話で凛の会への対応を依頼。以後、部内で政治案件として扱われ、部長や企画課長=
現局長=も同会主要メンバー、倉沢邦夫容疑者(73)=郵便法違反容疑で再逮捕=と面会していた。
2カ月後に企画課係長へ異動した上村容疑者は4月末、倉沢容疑者の求めに応じて、発行手続きが
進んでいるように装うために偽の稟議書を作成。さらに5月末〜6月初めには、凛の会側に全く審査資料
の提出も求めないまま、偽の証明書を発行した。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090602/crm0906020205004-n1.htm