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2009/05/28(木) 14:05:45 ID:1fMECl3g
▽側近の助言
自民党の菅義偉選対副委員長は二十六日夜、ひそかに公邸を訪れた。「西松事件について、徹底して
ただすべきです」。首相は側近のアドバイスに大きくうなずいた。
準備は万端だった。小沢氏の代表辞任により「太郎・一郎対決」は幻に終わった。しかし首相サイドは小沢
氏との党首討論が決まった後、A4判三十六枚に上る想定問答集を作成。首相はこれを片手に予行演習
を繰り返してきた。
ただ、攻撃の照準を小沢氏問題に絞ったのは、反転攻勢に出た民主党への「有効な攻め手を欠いている」
(与党幹部)ことの裏返しでもある。自民党のベテラン議員は「世間では西松事件は過去のことになり始め
ている。横綱相撲をとらずに、いつまでも敵失をあげつらっていては、逆に有権者に悪い印象を与える」
との懸念を示した。
「鳩山代表に質問です。民主党が提案している政策に具体的な財源はありますか」「憲法や安全保障に
ついて党内の考えは一致していますか」
自民党は二十七日付の一部全国紙に、こんな内容の全面広告を出し援護射撃した。しかし衆院選に向け
た政権浮揚に腐心する首相に対する党内の視線は厳しさを増す。
「せめて首相の写真ぐらい入れないと、これじゃあ民主党の宣伝だ」。新聞広告を見た河村建夫官房長官
は電話で自民党の古屋圭司広報本部長に苦言。古屋氏は「首相にも事前に見せた」と反論した。政権内
には微妙なきしみも生じている。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2009/0527.html