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http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090527/trl0905272244020-n1.htm
小沢氏秘書初公判は総選挙後 影響避け秋以降の見通し
2009.5.27 22:41
小沢一郎民主党前代表の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で起訴され、26日に保釈された陸山会の会計責任者で公設第1秘書、大久保隆規被告(48)の初公判の期日に注目が集まっている。今後、公判前整理手続きが数カ月間にわたって行われるとみられるが、公判が総選挙に与える影響を否めないからだ。関係者の間では、総選挙後の秋以降となる見方が高まっている。
起訴状によると、大久保被告は平成15〜18年、陸山会などが実際には準大手ゼネコン「西松建設」から受領した3500万円の献金を、西松のダミーだった2つの政治団体から受けた、とする虚偽の記載を政治資金収支報告書にしたなどとされる。
捜査関係者によると、大久保被告は逮捕当初、容疑を否認。その後、事実関係については大筋で認めたが、保釈後、弁護人を通じて「政治資金規正法の定めに従って適切に処理し、法を犯す意図など毛頭なく、やましいことをした覚えはない」とするコメントを書面で発表。公判では全面的に争う姿勢を示している。
弁護人によると、検察側の証拠開示は既に始まっており、弁護側は今後、開示された調書の内容などを検討したうえで、詳しい弁護方針を決めるという。その後、公判前整理手続きが行われる可能性が高く、被告が否認している場合は、争点整理などに数カ月かかるケースが多いとされる。
検察側も冒頭陳述で、事件の悪質性を立証するため、小沢氏側が東北の公共工事で談合に影響力を持っていた実態を詳述する方針とみられる。検察側、大久保被告側の双方に「選挙への影響は避けたい」との声もあるとされることから、初公判は選挙後にずれこむ公算が高まっている。
9月の任期満了を待たずに、解散総選挙が8月上旬となった場合でも、初公判は最も早くて8月下旬になるとみられ、秋以降が有力視されている。
一方、西松前社長の国沢幹雄被告(70)の初公判は6月19日に行われる。検察側は国沢被告の公判でも、小沢氏側と西松との癒着ぶりを立証する方針とされ、ある検察関係者は「国沢被告の公判でさえ、小沢氏にとってはダメージがあるのではないか。公判前整理手続きを行うかどうかは、弁護側次第。後は裁判所が決めることで、検察側から期日