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(回答先: 気遣い麻生さん、島サミットに先立ち「盟友」を訪問 投稿者 ドキッ!プロ奴隷だらけの水泳大会 日時 2009 年 5 月 24 日 14:15:02)
5月23日0時8分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090523-00000003-yom-pol
民主党の小沢代表代行は22日、鹿児島県霧島市を訪れ、選挙担当代表代行として、次期衆院選に向けた全国行脚を始めた。
小沢氏は、無党派層の多い都市部での街頭演説など表舞台は鳩山代表と岡田幹事長らに任せ、組織・団体対策や農村部での保守票取り込みなど裏方に徹する考えだ。ただ、重点選挙区の絞り込みや選挙資金の配分など選挙に関する権限はこれまで通り小沢氏が握る方向で、今後、岡田氏らと摩擦が生じる懸念も指摘されている。
◆「俺は田舎回り、黙々と」◆
小沢氏は22日夜、霧島市のホテルで開かれた衆院選公認候補の政治資金パーティーに出席し、「皆さんの先祖は明治維新を断行した。平成の維新を成し遂げなければならない」と述べ、政権交代への決意を示した。これに先立ち、全国郵便局長会(全特)の幹部と会い、支持拡大を要請した。
23日には沖縄に入り、来週は福岡、長崎、熊本を訪問する予定。今後、週3〜4か所のペースで、自民党候補との接戦が予想される重点選挙区を中心に全国をテコ入れして回る方針だ。
訪問先は自民党の支持基盤が厚い農村部や離島を優先し、農家との懇談などを通じて保守層の取り込みを図る考えだ。小沢氏は「俺は田舎回りを黙々とやっていく」と周囲に語っている。
◆スーパー選対委員長◆
「東京12区は空けておけ」
小沢氏は22日昼、党本部で鳩山氏に、こう伝えた。
民主党は286選挙区で公認または推薦候補を決定。東京12区や兵庫8区など残る14の「空白区」について、小沢氏が候補者擁立を主導しており、事実上の公認権を握っている状況だ。
今後、重点選挙区の選定を小沢氏が中心になって進める方向で、公認候補に対する選挙資金に関しても「支給時期や金額については、小沢氏の意向が強く働く」と見られている。
岡田氏は22日の記者会見で、「選挙実務は小沢氏にやってもらう。鳩山氏と確認した」と述べた。
小沢氏は党本部の代表室隣にある、これまで菅代表代行の部屋だった個室に入った。菅氏は同じ階に新設した個室に移った。小沢氏は赤松広隆選挙対策委員長に「選対の部屋も使わせてもらうからな」と伝えており、「名実ともにスーパー選対委員長になった」とささやかれている。
◆西松事件の影◆
ただ、党内には、西松建設の違法献金事件のダメージを引きずったまま、小沢氏が地方行脚を続けることに懸念の声もある。
小沢氏は党本部での定例記者会見を行わないこととしたが、出張先では1日1回、記者団の取材に応じる意向だ。
小沢氏は22日夜、霧島市で記者団に「事件の衆院選への影響をどう見るか」と問われ、「きちんといろいろな所で説明しており、国民は理解してくれている。選挙戦で国民の皆さんと直接語り合い、触れ合うことによって、理解を得られる」と強調した。
しかし、民主党は記者団に「質問は選挙関係だけでお願いしたい」と求めるなど神経をとがらせており、「代表を辞任したからといって、説明責任を果たそうとしないなら、地方行脚は逆効果になりかねない」との指摘も出ている。