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2009/05/23(土) 02:40:26 ID:QTGa8+7H
「二階氏捜査」は検察上層部の裁量次第
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20090519-02-1201.html
二階俊博経済産業相側を立件するかどうかで、検察上層部と現場とが対立し、
組織内に禍根を残す恐れが強まっている。民主党に加え自民党までも敵に回すため、
立件に難色を示す上層部と、バランスを取るためにも事件にしたい東京地検特捜部。
今回の捜査は、発端となった小沢氏の事件で「国策捜査」との批判を浴びて
いるが、二階氏の件は「裁量捜査」といえそうだ。
二階氏側には、西松建設が受注を希望した羽田空港「D滑走路」再拡張工事と
関西国際空港の平行滑走路関連二期工事で便宜を図った疑いが浮上している。
百億円単位の工事となるが、二階氏側の受領額は、関連政治団体「関西新風会」の
九年分の家賃相当額約二千五百万円で「このギャップに検察上層部が文句を
付けている」(法務省幹部)という。
幹部の一人は「こんな受領額で自民党とケンカしても損をするだけ。
早々に事件を終結させないと、検察は四面楚歌になる」。
一方、特捜部は「裏金が使われており、小沢氏より悪質」と立件を目指す。
結局は、立件の可否は検察の裁量による。上層部と現場の思惑の違いから、
「検察の裁量」だけが浮かび上がった捜査といえそうだ。