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:2009/05/23(土) 03:27:11 ID:djP5DInM
公用車談合、10社に課徴金30億円…国交省職員関与か
国土交通省が発注する公用車の運転・管理業務をめぐり、天下り先3社などが談合を繰り返していた疑い
が強まったとして、公正取引委員会は、独占禁止法違反(不当な取引制限)で3社を含む約10社に排除
措置命令と課徴金納付命令を出す方針を固めた。
週明けにも各社に事前通知する。課徴金の総額は30億円以上とみられる。また、同省の複数の出先機関
で、職員が談合に関与していた疑いも出ており、公取委では官製談合防止法に基づく国交省への改善措置
要求も行う方針。
関係者によると、談合行為を認定されるのは、日本道路興運(東京)、日本総合サービス(同)、北協連絡
車管理(札幌市、北協)など。各社は2008年度までの数年間、国交省の地方整備局や国道事務所など
が発注する公用車業務の入札で談合を繰り返し、事前に受注予定者を決めていた疑いが持たれている。
国交省の資料では昨年2月時点で、日本道路興運に25人、日本総合サービスに16人、北協には14人
の同省OBが天下っていた。公取委では排除措置命令書で、大手の日本道路興運や日本総合サービス
に天下った同省OBが談合を主導した事実を盛り込む方向で調整している。
命令書には、現役職員の関与は明記されない見通しだが、一部の出先機関では職員が談合に関与して
いるケースもあり、官製談合防止法に基づき同省に改善措置を求める方針だ。
この問題で公取委が立ち入り検査に入ったのは昨年7月。国交省によると、問題が発覚する直前の08年度、
全国の出先機関が個別に439件の公用車業務を発注。約8割は指名競争入札で、日本道路興運が146
件、日本総合サービスが97件、北協が75件受注し、受注割合は3社だけで全体の72%を占め、全体の
平均落札率は92・6%だった。問題発覚後はすべての公用車業務を一般競争入札に切り替え、09年度
の平均落札率は62・1%に下がった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090523-OYT1T00015.htm