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2009/05/22(金) 10:39:31 ID:fojX2ilc
熊谷組:規正法逃れが横行 ダミー献金
熊谷組が政治団体をダミーに事実上の企業献金をしていたことが明らかになった。企業献金であることを
隠すために第三者名義で寄付する手口は、西松建設と同じだ。熊谷組関係者は「かつては建設会社は
各社やっていた」と指摘しており、政治資金規正法逃れが業界と政界に横行していたとみられる。
企業献金の規制は、リクルート事件や佐川急便事件などを契機に変遷した。95、00年の法改正でさらに
厳しくなり、00年からは政治家の資金管理団体への企業献金も禁止された。熊谷組のダミー献金が95年
から徐々に増え、99年にピークに達したのは法改正と符合しており、規制逃れのためだった疑いが強い。
あるゼネコン関係者は「できるだけ他社や献金をしていない他の議員に隠れて金を出したい」と解説する。
ある政治家の元秘書は「企業献金が禁止されたから、じゃあ政治団体を作ろうと、当時はみんなそうだった。
法律は変わってきたが、金は要る分は要るから、そのためにみんな知恵を使う」と証言する。
「カネ」がつなぐ業界と政治の癒着の構図は根が深く、規制逃れの献金が西松建設、熊谷組に限られると
は思えない。
政党や政党支部、政党の政治資金団体への企業献金は現在も認められており、大手ゼネコンによる05年
の「談合決別宣言」後も、高額な企業献金が多くの企業で続いている。今こそ政界、業界双方の意識を
改革し、より厳しい法規制が必要だ。【杉本修作】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090522k0000m040155000c.html