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2009/05/16(土) 18:23:31 ID:D8dxUj9i
内向きの代表選に終始=信頼回復へ道半ば−民主
民主党は、西松建設からの違法献金事件で辞任に追い込まれた小沢一郎代表の後任に鳩山由紀夫氏
を選んだ。説明責任を果たさないまま小沢氏が辞任を表明してからわずか5日。この間、敗れた岡田克也
氏も含め、事件を総括することもなく、自身の国家ビジョンや政策について有権者に丁寧に語ることもほと
んどなかった。活発な議論より、それによって生じかねない対立の回避を優先した内向きの代表選だった
と言えよう。
今回の代表選は、異例ずくめだった。自身の対応が党内外の批判を浴び、有権者の民主党不信を招き
ながら、小沢氏は辞任に当たり、自らの責任を認めなかった。そして「衆院選勝利のため」と、辞める理由
が選挙対策であることを公言した。
党の再生を考えれば、国会開会中とはいえ、一定の選挙期間を確保し、候補者が党員、有権者に丁寧に
政策を語るのが自然だが、党員の投票を認めず、短期間で国会議員による投票で後任を決める日程を
主導したのも小沢氏だ。これでは、鳩山氏への禅譲を前提にした「出来レース」との疑念がわくのも当然だ。
確かに、民主党は、自民党出身者から旧社会党系まで議員の肌色は様々で、政策面で主張を強めれば
不満が出るのは確実だ。また、「脱小沢」を鮮明にすれば、党内最大の小沢氏のグループが反発すること
が予想された。
しかし、政権交代を唱える以上、越えねばならないハードルだ。小沢氏の説明責任をうやむやにすること
は許されない。衆院議員の任期満了まで4カ月。新代表の責任は重く、信頼回復へ残された時間は少ない。
http://www.jiji.co.jp/jc/c?g=pol_30&k=2009051600252