★阿修羅♪ > 昼休み20 > 181.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
779 :無党派さん:2009/05/13(水) 14:58:33 ID:IToLh7Yw
ミドル・パワーというのは経済大国でなく、中進国みたいな意味合い
だな
「ミドル・パワー」のすすめ
2009年04月22日(水)18時00分
おまけにリチャード・サミュエルズ(MIT教授)が「リーダーが消えた
国ニッポン」を論じている。日本は世界を指導する「経済大国」という
プライドを捨てて「ミドル・パワー」になったほうがいい、という彼の
アドバイスは当たっていると思う。その最大の原因は、彼も指摘する政治的
リーダーシップの不在だ。昨今の不況をめぐる政府の場当たり的な対応を
みていると、これが日本の不況が欧米よりひどくなった元凶だと実感する。
日本経済を唯一ひっぱってきた輸出産業が壊滅し、このままでは少子化と
あいまって、ゼロ成長に近い「長期停滞」が続く可能性が強い。もう一度、
活力を取り戻すには、戦後ずっと続いてきた産業構造を変えなければなら
ない。特にG7諸国で最低になった労働生産性を上げるには、「縦割り社会
を人が横に動く」ための制度改革が必要だ。しかし政府がやっているのは、
逆に派遣労働の規制強化など、人を動きにくくする政策ばかり。これでは、
ただでさえ老化して柔軟性を失った日本社会が、ますます硬直化するばかり
だ。
かつて日本に傑出したリーダーがいたのは、目標がはっきりしていたからだ。
人々は貧しくて失うものはなく、欧米諸国のように豊かになるという手本
もあった。必要なのは、国民をその方向でまとめる指導力だけだった。
しかし経済大国になり、豊かになるという目的を達成した日本は、
次の目的を見失ってしまった。人々は失うべき既得権をもち、それを奪う
改革には強く反対する。かつての政治は大きくなるパイを分配する仕事
だったが、これからの政治は縮んでゆく経済の中で犠牲を払わせる仕事だ。
こうしたむずかしい経済の舵取りが、リーダー不在の政治にできるとは
思えない。それより実力に合わせてミドル・パワーになって国際的な負担
を減らし、グローバル経済のプレイヤーになることもあきらめ、中国や
インドと競合しないサービス業でやっていく「引きこもり」が賢明な戦略
かもしれない。
http://newsweekjapan.jp/column/ikeda/2009/04/post.php