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2009/05/13(水) 13:13:07 ID:2OGkN3EA
内閣支持 頭打ち28% 首相、解散は慎重判断か 全国世論調査
小沢一郎民主党代表の辞任表明を受けた共同通信社の全国緊急電話世論調査で内閣支持率が28.0
%と、このところ続いていた回復傾向が頭打ちとなったことに、与党は警戒感を強めている。衆院解散
時期に関してフリーハンドを握った観があった麻生太郎首相も、一転して慎重な判断を迫られるのは必至
だ。
2月中旬に10%台前半まで落ち込んだ麻生内閣の支持率は、3月3日に西松建設巨額献金事件で小沢
氏の公設第一秘書が逮捕されたのを機に危機的状況を脱出。4月下旬の共同通信調査で29.6%と、
与党幹部が解散の条件として挙げる「30%以上」に届きそうな勢いだった。
小沢氏への世論の批判を支持率回復のばねにしてきただけに、代表交代で「標的を失った」(公明党幹部)
格好だ。
首相は民主党新代表に対する世論の反応を見極めた上で解散時期を判断するとの見方が強く、政府筋
も「姑息(こそく)なことはしない。批判される」と早期解散に否定的。次期衆院選比例代表の投票先に関する
質問で民主党が自民党を約10ポイント上回ったことも、首相の判断に影響を与えるとみられる。
自民党の細田博之幹事長は「厳しい状況に変わりはないが、民主党に有利な状況でもない」と強気の受け
止めを示したが、別の幹部は「なぜ比例代表の投票先で民主党支持が高いのか不可解だ」と不安を隠せな
い様子だった。若手も「民主党新代表の『顔』次第で、どう転がるか分からない。不気味だ」と語った。
公明党でも太田昭宏代表は「世論の見方に変化はない。景気対策が評価されつつある」と、内閣支持率の
回復基調は続くとの見方を強調したが、同党幹部は「比例代表の投票先で民主党が上回っているのは、
政権交代を求める声が強いことの表れだ」と懸念を示した。
調査では小沢氏の「遅すぎる辞任表明」に批判が集中。小沢氏の辞任が次期衆院選で民主党に有利に
働くかどうかについても「有利」19.2%に対し、「そう思わない」が35.5%に上った。ただ最多は「どちら
とも言えない」の44.1%で、新代表の手腕次第で局面が大きく変わる可能性もある。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090513/20090513_0001.shtml