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2009/05/10(日) 02:47:46 ID:EyGJk3hl
小沢氏進退/辞任派に手詰まり感
民主党で小沢一郎代表の辞任を求める中堅・若手議員らが手詰まり感を強めている。続投に軸足を置き
つつある小沢氏へのいら立ちは募っているものの、実際に引導を渡す妙案を見いだせないため。衆院選
を控えて小沢降ろしの火の手をあげれば、党を二分する“お家騒動”に発展し、「世論にそっぽを向かれる」
(中堅議員)との懸念も、辞任派に二の足を踏ませている格好だ。
小沢氏に批判的な前原誠司副代表を中心とするグループ「凌雲会」のメンバー約三十人は七日夜、国会
に近いホテルに結集した。仙谷由人元政調会長が「小沢氏の公設秘書が逮捕された前後で、民主支持の
風向きは百八十度変わった」と指摘すると、小宮山洋子衆院議員も「代表辞任を求めた三月末は抗議電話
が鳴りっぱなし。でも今は『何で黙ってるのか』と逆の抗議が来る」と強調。トップが交代しなければ、政権
交代は厳しいとの悲観論が大勢を占めた。
ただ、同席した衆院選新人候補の一人が「有権者には続投支持も少なくない。どうすれば国民に理解して
もらえる形で決着をつけられるのだろうか」と問うと、重苦しい沈黙が支配。前原氏は「待つのも行動を起こ
すのもリスクはある」と語るだけで、会合は戦略を描けずに終わった。
反小沢勢力は、小沢氏が三月十日に「衆院選勝利を基準に進退を判断する」と発言したことをとらえ、早期
の自発的辞任を期待してきた。だが小沢氏は秘書起訴後も続投。四月中の実施を公言していた党勢調査
も先送りし、続投に強い意欲を示すようになった。
39 :2009/05/10(日) 02:48:32 ID:EyGJk3hl
鳩山由紀夫幹事長は八日の記者会見で「党内にいろいろな意見があるのは健全だが、地元の(小沢氏
続投に批判的な)声にうろたえてはいけない」と混乱につながる動きをけん制した。
党内では大型連休明けに辞任論が拡大するとの観測もあり、八日には仙谷氏が民放番組の収録で「歴史
の評価に耐え得る政治的な決断をなるべく早くしてほしい」と強調。渡部恒三最高顧問も「小沢君に正論を
言うのが友達としての責任だ。どんなに嫌われてもごますりはしない」と宣言した。だが中堅議員から「アンチ
小沢の私たちが動いても、代表は態度を硬化させるだけだ」との声が聞かれるなど、小沢降ろしが本格化
しているとは言い難い。
一方の小沢氏は十三日の麻生太郎首相との党首討論で景気対策などをめぐり政府の姿勢を追及し、
苦境を脱したい考えだ。ただ守勢に回れば辞任派を勢いづかせるのは必至で、民主党の進退政局は予断
を許さない。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20090508.html