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2009/05/08(金) 13:59:41 ID:5Y+jmwPh
政局に物申す:/6 衆院議員、元首相秘書官・江田憲司氏
◇無党派層、行き場なく
有権者は自民党には不満がいっぱいだが、かといって今の民主党に任せて大丈夫か、という不安がある。
「小沢問題」が不安に拍車をかけて、今、無党派層は浮遊している状態。「民主党に入れようと思ってたの
に、こうなったら棄権しかない」なんて声も多い。
我々はその受け皿を作りたいんです。「国民運動」に永田町は冷たいけど、集会や街頭演説への人の集ま
り方はすごい。自民や民主を超えて政治そのものを変えてくれ、という静かなマグマがたまっているんですよ。
次の選挙の最低限の目標は「政権交代」。自民党と官僚組織の腐れ縁を切るだけでも意味はある。選挙で
は民主党と連携しないが、選挙後は今、民主党しか大きな選択肢がないわけだから、民主党中心の政権で
良いと考えてます。脱官僚という意味では民主の方がはるかにマシですから。
麻生内閣の支持率が30%ぐらいになっているが、我々の受け皿は、民主から離れた浮動票が自民に戻ら
ないようにする、という役目もあるんです。
ただ、民主党中心の政権になったらバラ色かというと、そうではない。自民党以上にバラバラ感のある民主
党で本当に官僚主導の政治は改まるのか、マニフェストも本当に実現できるのか、といった懸念はあります。
だから、「政権交代」と「政界再編」がセットで必要なんです。今みたいに、自民も民主も寄り合い所帯のよう
に集まって、党内で足を引っ張り合って、間隙(かんげき)を縫って最後は官僚が出てきて足して2で割った
ような政策しか出せないようでは、この国の将来は開けない。
189 :大分者 ◆GVjPtgkKao :2009/05/08(金) 14:00:27 ID:5Y+jmwPh
次の選挙は与野党とも過半数を安定的に確保できず、政界再編が必要になるんじゃないかな。そうすれば、
自民党の中の改革派も飛び出して来ますよ。中川秀直さんや塩崎恭久さんは昔から仲良しだ。選挙前は
彼らは出ては来ないだろうが、選挙後は連携できると思っています。我々は改革派を糾合する触媒政党に
なりたいと考えています。
これまでの政界再編は人間関係による再編でした。もっと端的に言うと「小沢か、反小沢か」。今度はそうで
はなく、政策を柱とした再編にすべきだ。再編の旗は「脱官僚」一点突破。何から何までできればいいけど、
今の寄り合い所帯をまず解消するには、この旗しかないと思う。天下り禁止や公務員の削減、地方分権を
徹底する。これをやるだけでも国の形は一変しますよ。
本当の再編には次の衆院選だけでなく、来夏の参院選、さらには次の次の衆院選ぐらいまでかかると覚悟
してます。脈々と続いてきた自民・民主をリシャッフル(再編成)するにはそれだけの時間がかかりますよ。
【構成 山田夢留】=つづく
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090508ddm005010118000c.html