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(回答先: 【journal、小沢が応援した河村がなぜ名古屋市長選で圧勝したのか?】(小沢事件は高野孟氏を大きく成長させています) 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2009 年 4 月 30 日 19:48:17)
民主優勢の地合いは不変
実際には、民主優勢、自民劣勢の趨勢の下で政権交代を賭けた総選挙に向かっているという政局の流れは、基本的には変わっていないのではないか。
3月29日の都下・小金井市議選では、民主公認3人全員が上位当選、得票率を10.6%から13.4%に伸ばした。「逆風はほとんど感じなかった」と当選者。また4月5日と12日、小平と日野の市議補選でも民主党系候補が勝利している。これについて都政新報社の吉田実編集部長は「サンデー毎日」5月3日号で「小沢秘書逮捕の影響は限定的で、むしろ麻生政権への不満から政権交代を望む有権者が予想以上に多いことが裏付けられた。小沢アレルギーはほとんどなく、民主には依然追い風が吹いている」と指摘した。
朝日新聞20日付の「地方選党勢分析」によると、今年1月から4月12日までの44市議選で、自民公認は86から79へ議席を減らし、無投票を除く得票率も0.1ポイント減らしたのに対し、民主は40から54に議席を増やし、得票率も2.6ポイント伸ばした。もちろん個々には、民主党が苦戦もしくは伸び悩みを示した選挙もあるが、全体として、小沢問題が同党の「屋台骨を揺らしている」と見るべき証拠はどこにもない。
その延長で7月都議選を上述「サンデー毎日」が予測したところでは、自民=現有48議席→45議席、公明=22→23で与党計=70→68に対し、民主=34→42、共産=13→12、生活者ネット=4→3、その他=4→2で野党合計=55→59で、与野党逆転はないが議席差は15から9に縮まる。さらに「週刊朝日」5月8日号の衆院選予測では、森田実は自民=304→220、公明=31→30で与党計=335→250に対し、民主112→195で野党計=135→221、政権交代なしと見るが、もう1人の野上忠興は自民=304→203、公明=31→30で与党計=304→230、民主=112→217で野党計=241と、与野党逆転ありと見ている。
さすがに、今年1〜2月に麻生内閣支持率が急落した頃のように「民主、単独過半数もありうる」といった予測は成り立ち得ないが、それ以前、昨年11〜12月頃に言われていた、民主が相対第1党となり自公は合計しても過半数は確保できないかもしれないという力関係は今も基本的に維持されていると見るべきである。ましてや、仮に自公が健闘して過半数を確保した場合でも、衆院再議決に必要な280議席を得ることは100%あり得ず、政権は麻痺状態に陥っていくのが目に見えており、全体として自民党が追い込まれる中での総選挙となることに変わりはない。