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彦根市長に獅山氏3選
39票差、4新人破る
任期満了に伴う滋賀県彦根市長選は26日投開票され、無所属現職の獅山向洋氏(68)が、いずれも無所属の新人で元県議の大久保貴氏(45)、元市議の辻橋正一氏(61)、輸入販売業の和田裕行氏(38)、元市議の伊藤善規氏(61)の4人を破って、39票の僅差(きんさ)で3選を果たした。投票率は44・89%で、前回を2・3ポイント下回る過去2番目の低さだった。
観光などによる地域振興、財政健全化、市立病院の立て直しなどを争点に、市政の継続か刷新かが問われた。
獅山氏は「国宝・彦根城築城400年祭」などによる経済効果、歴史遺産を核にしたまちづくり、湖北・湖東の広域観光連携など実績をアピール。芹谷ダム建設の復活、市立病院充実も強く訴えて、「活気ある彦根」を求める市民の気持ちを票につなげた。
自民党彦根市連協の推薦や、保守系、公明党の市議14人の全面的支援が奏功、共産市議の独自応援も加わって、幅広い組織力を背景に票を積み上げた。
大久保氏は、市立病院再生などを主張。民主党県議や市議、旧さきがけ支持者らが支えたが、一歩届かなかった。
辻橋氏は「市民との協働」を掲げ、子育て支援などを強調。他の民主党県議や福祉・環境系団体が支援。和田氏は市政一新や経済活性化を主張。稲枝地区の自民党県議、労組系市議、地元高宮町の若手が支えたが、ともに及ばなかった。
伊藤氏は、芹谷ダム建設復活や路面電車運行などを訴え、会社同僚らが支えた。
◇開票結果(選管最終)
当 9、675 獅山 向洋 無現
9、636 大久保 貴 無新
8、644 和田 裕行 無新
7、669 辻橋 正一 無新
2、288 伊藤 善規 無新
・獅山 向洋氏(ししやま・こうよう)彦根市出身。京都大卒。滋賀弁護士会会長、日弁連理事、聖泉短大理事長、彦根市議を歴任。弁護士。68歳。彦根市城町一丁目。