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日本13トライで快勝発進…ラグビー
4月26日8時0分配信 スポーツ報知
◆ラグビー アジア5か国対抗(25日、東大阪市・花園ラグビー場) 日本代表はカザフスタンに87−10と圧勝し、09年度初戦を飾った。前半9分にセンター今村雄太(24)=神戸製鋼=が挙げたトライを手始めに13トライの猛攻。ジョン・カーワン・ヘッドコーチ(HC、44)が掲げる「新しいスタイル」の片りんも見せ、上々のシーズンスタートを切った。
09年度初戦で、日本は大勝という結果と同時に手応えも得た。「新しいことを試しているのだから、細かいミスは気にするな」カーワンHCの言葉に送り出され、進化した姿を見せつけた。
HC就任当初から掲げる「日本らしい」低さ、速さをより生かすための変化だ。16日からの合宿で、タックルでの体の当て方、狙いどころから復習し、ラックの作り方も修正した。攻撃では、ボールを持った選手はタックルした選手を乗り越えて前へ出るように徹底した。
ラストプレーとなった後半40分には、自陣22メートルラインのキックからパスでつないで前進し、最後はウイング吉田がトライ。途中出場のSH田中は「あの形ができれば、どこの国が相手でも通用する」と自信を得た。
もちろん満足はしていない。今季目標は世界ランクを16位から11位に上げること。それにはパシフィックネーションズ杯(6月18日〜7月3日)でサモア、トンガなど格上に勝つ必要がある。「香港戦(5月2日)は一人ひとりが50%向上し、ミスをなくさないと」とカーワンHC。11年W杯に向けて重要な準備期間となる09年は、さらに進化を続ける。
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最終更新:4月26日8時0分