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2009/04/23(木) 13:08:33 ID:ENLjFmBO
◇民主、擁立作業加速 市長選の情勢一変、「後継」林氏陣営は暗転
鶴岡市長逮捕が、千葉市長選(5月31日告示)の情勢を一変させてしまう可能性が出てきた。現時点で
名乗りを上げているのは鶴岡市長後継で元副市長の林孝二郎氏(63)のみ。楽勝ムードが漂っていた
林氏陣営の雰囲気は暗転。一方、対抗馬の擁立が難航していた市政野党の民主党は「今こそ市の腐敗を
一掃する時だ」(若手市議)と勢いづき、県連役員や市議を軸に擁立作業を一気に加速させている。逮捕前
とは明暗が完全に入れ替わった格好だ。
逮捕が報じられた直後、林氏は毎日新聞の取材に対し「驚いている。一緒に仕事をしてきたが、そういうこ
とはなかったと思っていた」と動揺を隠せない様子だった。
「林氏は市の中枢にいて鶴岡市長を支えており、影響は避けられない」(自民県議)と出馬を危ぶむ声も
出ているが、林氏は「これまで同様クリーンな政治を粛々と訴えていく」と立候補する意思を強調。「後継」
と言われる点については「以前から抵抗があった。正直やりにくい。これまでの市政で変えるべきところは
変えていかなければいけない」と話した。
すでに党本部で林氏を推薦している自民党市議団は、逮捕を受けて「事実確認がまだで何とも言えないが、
近く臨時総会を開き、推薦について全体の意思を確認する」(小川智之・市議団幹事長)という。
また、林氏を推薦する連合千葉には、市長逮捕を受けて各労組などから問い合わせが相次いだ。このため
22日午後、急きょ林氏推薦の方針に変わりはないことを各組織にファクスで送った。黒河悟会長は「事実
関係が分からないので検証しなければならない。事実であれば残念。市長の単独か組織が絡むのか、
捜査を見守りたい」と複雑な表情だ。
これに対し、候補者探しに苦しんでいた民主党は「不戦敗(自主投票)でも仕方ないと思っていた。事件で
情勢が根底から覆った」(民主市議の一人)と、擁立作業を一気に加速させている。別の市議も「野党として
『金権千葉』を追及してきた。断固戦うべきだ」と意気込む。
市民団体が候補者を擁立する動きも勢いづいている。「市民の千葉をつくる会」は「市長の後継候補を当選
させるわけにいかない。必ず候補者を出す」と強調した。【斎藤有香、山縣章子】
http://mainichi.jp/area/chiba/news/20090423ddlk12040153000c.html