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2009/04/22(水) 15:06:07 ID:3NHKjs9K
小沢氏秘書逮捕 特捜OBが“対決” 民主有識者会議 検察の説明責任めぐり激論
小沢一郎民主党代表秘書を逮捕、起訴した検察の捜査は妥当か、国民への説明責任は果たしているか
‐。西松建設献金事件を踏まえ、民主党が設置した有識者会議(座長・飯尾潤政策研究大学院大教授)
の会合が21日都内で開かれ、堀田力・さわやか福祉財団理事長、郷原信郎名城大教授という特捜検察
の新旧OBが激論を交わした。
堀田氏は東京地検特捜部検事時代、田中角栄元首相を逮捕したロッキード事件を担当し、法務省官房長
などを歴任。郷原氏は長崎地検次席検事時代に自民党長崎県連の違法献金事件を手がけた。この日は、
郷原氏が座長代理を務める有識者会議に堀田氏が招かれ、報道陣に公開された。
堀田氏は事件について「形式犯というが、中身が問題。すべてを公開して国民の監視にさらすという政治
資金規正法の趣旨を破った事案だ。政治浄化の観点でいえば、(立件が難しい)贈収賄より決定的な捜査
手法だ」と強調。検察の説明責任について「法務省も国会答弁している。可能な限り説明責任は果たして
いる」と古巣を擁護した。
「大先輩と議論したかった」という郷原氏は「(政治資金規正法という)刀は正しく使わないといけない。違反
が山ほどある中、どれをつまみ食いして摘発しても検察の裁量と言い切るのは疑問」と反論。「公開の場で
批判を受けながら、納得できる説明をすべきだ。検察の説明は説明になっていない」と強く批判した。
小沢氏の進退についても「小沢氏のカネ集めに国民は首をかしげている。速やかに辞任し民主党は新しい
代表を選ぶべきだ」(堀田氏)、「小沢氏の政治姿勢は支持しないが、捜査を機に辞任すべきだと言うのは
適切かどうか」(郷原氏)と平行線。「検察一家」と称されるOBの意見がここまで割れるのは珍しく、議論は
今後も続きそうだ。 (東京報道部・相本康一)
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2008syuin/kyushu/20090422/20090422_0001.shtml