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http://alternativereport1.seesaa.net/article/117486562.html
2009年04月15日
「テロとの戦い」と言う、投資ビジネス
「北朝鮮の核武装は米国の国家政策」、より続く。
http://alternativereport1.seesaa.net/article/117431602.html
ロシアの「核兵器企業」アトムストロイエクスポルトが、イランの原子力発電所建設を続けている。これはイランの「核武装」への道を開く。こうしたイランの動きに対し、イスラエルのペレス大統領は、「イランへの攻撃準備は出来ている」と公言し始めている(エルサレム・ポスト、4月13日付)。
中東で、「戦争の準備が進んでいる」。
ロシアの、この行動に対し欧米諸国は「表面上」批判的であり、またグルジアでは昨年、ロシア・米国間での代理戦争・軍事紛争が起こっている。
しかしロシアのシュトクマン鉱区での大規模海底ガス田開発には、プーチンのガスブロムに対し、ノルウェー、フランスが全面的に技術協力を継続している。
そして、オーストラリアは、ウラン濃縮をロシアに依存し、さらに、イランの核武装にロシアが「積極的に協力しているにも、関わらず」、アメリカは、ウラン濃縮でロシアに大きく依存し、その依存は拡大し続け、アメリカのエネルギー・軍事産業にとって「ロシアは不可欠なパートナー=生命線」になっている。
100年に1度と言われる金融大恐慌から抜け出すためには、米国の最大産業である軍事産業を「活性化」させる必要があり、そのためには「戦争が不可欠」である。「戦争には口実が必要であり」、イランの核武装は「その大切な口実」となる。
アメリカがイランに対し宥和政策を取っても、イランの核武装は、近隣諸国の核武装を促し、イスラエルとの戦争の危機を生み出す。それは欧米核兵器産業、軍事産業にとっては「必要不可欠な営業活動」である。
こうして、アメリカがロシアによるウラン濃縮の「代金としてロシアの核兵器産業に支払った代金で」、ロシアはイランの核兵器を「製造する」。
アメリカの資金で、イランは核武装する。
アメリカ・イスラエルは、イランの核武装を「口実」に戦争を開始する。米国の軍事産業は、戦争で「莫大な利益を得る」。
アメリカがロシアの核兵器産業に支払った「数万倍の利益」が、米国軍事産業に「戻ってくる」。
「テロとの戦い」、「核不拡散」、軍事紛争、戦争は、「配当の高い投資ビジネス」である。