★阿修羅♪ > 昼休み18 > 686.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY200904110071.html
朝日ジャーナル「怒りの復活」 創刊50年、単発で
2009年4月11日11時0分
60〜70年代に人気を博した週刊誌「朝日ジャーナル」が14日(一部地域を除く)、週刊朝日緊急増刊として単発で復刊、発売される。92年に休刊したが、今年が創刊50周年にあたるのを記念した。
朝日ジャーナルは、「報道・解説・評論」を3本柱に、59年創刊。60年安保や全共闘運動を背景に、「右手にジャーナル、左手にパンチ(マガジン)」と言われるほど支持を集めた。故筑紫哲也氏が編集長を務めた80年代には「若者たちの神々」や「新人類の旗手たち」で各界の新鋭を紹介した。
「怒りの復活」と銘打たれた復刊号は、格差や貧困に象徴される、日本型社会システムの破綻(はたん)をテーマに、評論家の柄谷行人氏や作家の高村薫氏、ジャーナリストの斎藤貴男氏が論考を寄せる。
また、「新人類の旗手たち」に登場した秋元康、辻元清美、中森明夫の3氏が「同窓会」と題して対談する。
「論座」「月刊現代」などオピニオン誌や総合誌の休刊が相次ぐなかでの復活。山口一臣・週刊朝日編集長は「立ち止まって物事を考える材料を提示したい。無謀な挑戦かもしれないが、活字への飢餓感もあるのではないか。売れ行きを見て定期化も考えたい」と話す。(久保智祥)