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恐怖新聞
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『恐怖新聞』(きょうふしんぶん)は、つのだじろうによる日本の漫画作品、およびそれを原作としたアニメ、映画作品。またそれらの作品内に登場する架空の新聞。
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目次 [非表示]
1 概要
2 あらすじ
3 登場人物
4 地名・施設
5 関連漫画
6 アニメ
6.1 タイトル
6.2 スタッフ
7 映画
7.1 『恐怖新聞』
7.1.1 キャスト
7.1.2 スタッフ
7.2 『予言』
7.2.1 キャスト
7.2.2 スタッフ
8 ゲーム
9 パチスロ機
10 豆知識
11 外部リンク
[編集] 概要
つのだじろうの代表的な恐怖漫画作品。『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、1973年から1976年まで連載(全29話)された。1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まる「恐怖新聞」によってもたらされる、不幸な未来の恐怖を描く。主人公鬼形礼にまつわる長期的なストーリと、鬼形が脇役として登場する独立した短編作品からなる。
1970年代のオカルトブームの火付け役ともなり、アニメ、ビデオ、ゲームソフト、映画、パチスロ機、電子ブックからタイピング練習ソフトまで様々なメディアでリメイクされ続けている。
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注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
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[編集] あらすじ
石堂中学校に通う少年、鬼形礼(きがた れい)。彼は幽霊などの超常現象を全く信じていなかった。そんなある晩、午前零時に彼のもとに突然「恐怖新聞」と書かれた新聞が届けられる。その新聞には、霊魂の存在を実証する記事、または未来の出来事などが書かれていた。翌日、その記事は現実となってしまう。そして、級友から「恐怖新聞」にまつわる恐ろしい噂を耳にしてしまう。それは、「恐怖新聞」は1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まるというもの。その日から鬼形礼の恐怖の日々が始まった。
鬼形礼は幽霊だけではなくUFOやUMAも含む数々のオカルト現象に遭いながらも、恐怖新聞に助けられる事も多かった。しかし、最終的には恐怖新聞を読み過ぎたことにより、自分が写るはずだった写真に老人が写っていたり、年老いた自分の分身と思われる複体と出会うようになり、強い危機感を持つようになった。ポルターガイストの除霊に失敗し続け除霊は諦めていたが、小泉霊媒から小泉香具耶を紹介され、再び除霊を決心する。
香具耶に紫光山の霊場に連れて行かれた鬼形礼だが、雑念が多く除霊に集中できない。一時は香具耶が優勢だったが、香具耶に化けたポルターガイストに騙されて捕まった鬼形礼が重傷を負い、その後に起きた局地的な大地震により鬼形礼は死んでしまう。香具耶の方は1ヶ月の重傷、ポルターガイストは鬼形礼を殺すという目的を果たしたため満足して霊界へ去った。
ポルターガイストが去った後、ポルターガイストに率いられていた霊団が、中学校のクラス全員を殺せば生き返らせてやるという話を鬼形礼に持ちかける。しかし、だんだん体が腐り、周囲に分かるほどの腐臭を漂わせ始め、生き返る事は無理だろうという事を鬼形礼は自覚するようになった。
霊団は、中学校のバス旅行で山道からバスを転落させる計画を鬼形礼に手伝わせようとしたが、逆に鬼形礼がバスを救ってしまったため、霊団もこれ以上、鬼形礼を利用して人を殺すのを諦め、地獄へと引き込もうとした。ところが、多くの人命を救ったということもあり、守護神が鬼形礼を守り、霊団から助けて幽界へと導いた。
バス事故の後、鬼形礼の体は行方不明になったが、もともと死んだ場所である紫光山で死体が発見され、周囲の友人にも最近の鬼形礼は幽霊だったのだということが知られるようになった。気味悪がられもしたが、幽霊であってもバスの転落を防いだ事には変わらず、多くの人に感謝されて送られる葬式となった。
無事、幽界に辿り着いたはずの鬼形礼だが、現世に未練があったのか戻ってきてしまい、今度は自らが配達人として「恐怖新聞」を配達することになった所で物語は終わる。