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2009/04/21(火) 16:02:02 ID:l+LQp9Nv
多選批判うねり警戒 青森市長選、自民に衝撃
19日に投開票が行われた青森市長選で、旧市から通算で6選を目指した現職佐々木誠造氏(76)が
敗れ、支持した自民党県連が次期衆院選青森1区などへの影響を懸念している。青森市を含む1区の
現職は11選のベテランだからだ。自民党は市長選で組織的に戦いながら多選批判をはね返せず、変化
を求める波が衆院選に向けて強いうねりとなることを警戒。民主党は攻勢の足がかりとしたい考えだ。
19日夜、落選が決まり、選挙事務所で支持者に頭を下げる佐々木氏のかたわらに津島雄二衆院議員の
姿があった。
津島氏は街頭演説にも立つなど過去5度の選挙同様、今回も全面支援。だが敗戦の結果に「非常に残念。
われわれの心からのメッセージが届かなかった」と悔しがった。
津島氏と佐々木氏の支持層は重なる。津島氏は自身の次期衆院選への影響を問われると「国政は国政」
と言葉少な。衆院選と市長選は別と強調してみせたものの、ショックの大きさをうかがわせた。
2005年の前回衆院選青森1区で、津島氏は11選を果たした。だが郵政選挙の追い風にもかかわらず、
今回の市長選でも争点となった「高齢多選」を批判した次点の民主党、横山北斗衆院議員(比例東北)に
約1万5000票差まで迫られた。
自民党県連の幹部は「市長選を現実として謙虚に受け止めなければいけない。国政と市政では性質が
違うが、市長選の結果はある程度は影響してくる」と予測。組織を引き締め直し、多選批判の波を食い
止めたい考えだ。
候補を擁立できなかった民主党だが、変化を求める波には乗りたいところ。党青森県連の田名部定男
幹事長は「市長選では中立の立場だったので何も言えない」としつつも、「自民が全面的にバックアップ
した候補が落ちたというのは否定しがたい事実だ」と潮流の変化を感じ取っている。
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090421t21034.htm