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2009/03/26(木) 22:31:23 ID:lrZO/bmw
国交省・四国整備局、職員給与を工事費に上乗せし県負担に
国土交通省四国地方整備局(高松市)は26日、国の公共事業を自治体が負担する国直轄事業負担金に
ついて、長年にわたって職員給与の50〜33%を、国道や河川改修工事に上乗せして、香川県に負担さ
せていたと発表した。
2008年度だけで約3億円に上っており、国交省は「工事には人件費が必要で、地方も受益負担を払うの
は当然」と説明しているが、県は「整備局職員の給与まで負担させられていることは知らなかった」とし、
国に詳細な説明を求めたいとしている。
同整備局によると、08年度の国道・河川の香川県内の直轄事業は総額91億6900万円で、県の負担金
は34億8800万円。うち職員の人件費に充てられたのは約3億900万円で、香川河川国道事務所の
約80人などの給与の一部になっていたという。
このほか、臨時職員の人件費や、職員の退職金、県内に約150戸ある職員宿舎の維持管理費などを
同様に負担させていた。
同整備局が県に示している直轄事業費の資料には人件費の項目はなく、各工事費の中で一括計上して
いたという。同整備局の菊池雅彦・企画調整官は「県側には工事関係の職員の人件費を含めていること
は口頭で説明しているが、わかりにくい面があった。今後は理解が得られるよう十分に説明していく」として
いる。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090326-OYT1T01079.htm