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2009/03/25(水) 05:07:57 ID:hXussmvm
西松献金事件―小沢代表は身を引くべきだ
(以下、抜粋)
仮に小沢氏の主張が正しく、法的な問題がなかったとしても、だからそのカネを受け取ることが政治的にも
妥当であったとは言い切れまい。たとえ法には触れなくても、政治家として受け取るべきでないカネはあるのだ。
政治資金収支報告書の誤記載であり、形式的な問題といわんばかりの主張にも違和感がある。政治資金規正法は、
政治とカネの不祥事が発覚するたびに、渋る政党や政治家の尻を世論がたたくようにして強化されてきた。
その違反はけっして軽い犯罪ではない。
政権交代によって、日本の政治を変える。官製談合や天下りを根絶し、税金の無駄遣いを徹底的に改革する。
それが民主党の政権公約の柱のはずだ。
■変革の党にそぐわぬ
だが、肝心の党首が「古い自民党」そのままの土建政治にどっぷり漬かる姿が浮き彫りにされてしまった。
果たして政権をとれば、本当に政治を変えられるのか。根本的な疑念を呼び起こさずにはおかない。
変革を訴える党の党首として、小沢氏がふさわしいとは思えない。国民の大方が納得できる説明を尽くせないのなら、
代表から身を引くべきだ。
情けないのは、この間、小沢氏の政治責任にほとんど触れようとしなかった民主党議員たちの姿だ。
民主党はきょうからでも、党の態勢立て直しを真剣に議論すべきだ。民主党が目指す政治はどのようなものなのか。
そのためには小沢氏が代表にとどまることが正しいのか。もう一度原点に戻って自らの姿を描き直さなければ、有権者の
信頼を取り戻すことはできないだろう。
朝日新聞社
http://www.asahi.com/paper/editorial.html#Edit1