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2009/03/25(水) 15:54:26 ID:FXvfnjl5
▽風当たり
今回の捜査に対する最大の批判点は、解散総選挙の日程をめぐり与野党がぶつかり合う真っ最中に野党
トップだけを狙った形になったことだ。
検察首脳は「国沢幹雄・西松建設前社長の身柄を取れたのが大きい。取れなかったら、政界捜査に入れな
かっただろう」と話した。
外為法違反容疑で国沢前社長が初めて逮捕されたのは一月二十日。「小沢さん側をやったのは、西松の
違法献金の証拠がかたく、額も突出していたからだ。証拠が目の前にあるのに捜査しなくてもよかったの
か?」と続けた。
ところが、検察側は秘書逮捕への政界や世論の風当たりを甘くみていた。政治家や秘書を逮捕する前に
通常行う捜査方針確認の場「検察首脳会議」を開かなかった。
三月三日の逮捕後、追い打ちをかけるように小沢氏側の証拠が思っていたほど集まらないという状況が、
暗い影を落とした。
逮捕前は、西松側から献金を受けた自民党側関係者への事情聴取さえ検討していたが、この方針は「時期
尚早」と撤回され、大久保秘書の容疑を固めるための捜査にシフトを余儀なくされた。
▽急場しのぎ
特捜部は下請け会社を通じて小沢氏側に「迂回(うかい)献金」していたとされる大手ゼネコン関係者らを
一斉聴取。東北地方の公共工事の談合システムと、小沢氏側の集金システム解明が目的とされているが、
聴取されたゼネコン関係者には「的を絞れていない」と“急場しのぎ”に映った。
「あの地域では、いまだに旧態依然のシステムが残っていた。それを明らかにしたのが今回の捜査だ」と
検察幹部は起訴の意義を強調する。だが、判然としない政界捜査の行方…。別の幹部は「捜査はゴール
デンウイークまでに終わらせる。それ以上長期化したら、今以上に政治的混乱を招く」とだけ語った。
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2009/0324.html