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2009/03/23(月) 15:57:39 ID:20a3wIYE
西松献金 胆沢ダム落札93―95% 東京地検 元秘書を参考人聴取
準大手ゼネコン西松建設の巨額献金事件で、小沢一郎民主党代表側が受注調整に関与したとされる
胆沢(いさわ)ダム(岩手県奥州市)の一連の工事の落札率が、93−95%と高率だったことが分かった。
東北地方の大型公共事業は長年、ゼネコン最大手鹿島の東北支店元幹部を頂点とした組織で受注調整
が続いており、東京地検特捜部は、一連の談合へのかかわりが指摘されている小沢氏の元秘書(55)から
参考人聴取した。
胆沢ダムは、土や岩石を積んでダム堤体を造る国内最大級のダムで、総事業費約二千四百四十億円。
一九八〇年代に事業計画が本格化し、二〇〇二年から本体の関連工事に着手。国土交通省東北地方
整備局は、本体関連を「原石山材料採取」「堤体盛立」など五つに分割発注した。
五件はすべて異なるゼネコンや共同事業体(JV)が受注。落札率は、西松建設などのJVが約九十五
億円で落札した洪水吐き打設第一期工事(〇六年三月)が93%だった。
鹿島などのJVが百九十三億円で落札した堤体盛立第一期工事(〇四年十月)が94%、大成建設などの
JVが百五十一億円で落札した原石山材料採取第一期工事(〇五年三月)が94%といずれも90%を超え
る高率だった。
ゼネコン各社の東北支店の担当者らは、特捜部の調べに、大手ゼネコンが「談合決別宣言」を出した〇五
年末ごろまで、鹿島元幹部の仕切りで談合を続けていたと供述。小沢氏の元秘書が仕切り役の元幹部に、
受注業者についての意向を伝えることもあったという。
元秘書は二〇〇〇年から〇三年まで衆院議員を務めたが、その間も受注調整に関与していたとみられて
いる。ゼネコン関係者は「東北での公共事業では、背後に小沢事務所の関与を感じていた。だから入札の
前には東京の小沢事務所にあいさつに行き、工事が受注できたらお礼に行っていた」と話す。
特捜部は、元秘書の後任の大久保隆規容疑者(47)=政治資金規正法違反容疑で逮捕=についても、
胆沢ダムの受注調整に関与したかどうか調べている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009032302000050.html