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http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1236780121/l50
119 :無党派さん:2009/03/13(金) 23:49:30 ID:lrOr+N65
三権の一角を担う最高裁でさえ、国会の構成や運営に口を出すのをためらう。
これを司法消極主義という。
その理由は、裁判官というのは主権者である国民に直接選ばれた人間ではないから、国政の根幹に関わることを取り仕切るべきではなく、
国会議員たちの話し合いで解決すべきだという発想に基づく。
解散が違憲ではないかと争われた苫米地事件や、日米安保の合憲性が問題になった立川事件でもそう言われてきた(統治行為論)。
ところが行政という一部の与党議員に従属する立場でしかない検察官が、事もあろうに次期衆議院選挙も近いであろうこの時期に、
最大野党の党首の秘書を逮捕するという行動に及んだ。
確かに捜査機関は犯罪があると思料するときは捜査を開始するものだ。しかしこの件は・・・。
この件はどういう結末が付くにせよ、立憲史の教科書に間違いなく載るね。
それもたぶん私は、悪い意味で載ると思う。
不逮捕特権の存在が示すように、歴史的にも議会に干渉してきた行政の活動はおおかた「悪行」として記されてきているしね。