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家政婦は見た!
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表・話・編・歴
『家政婦は見た!』(かせいふはみた!)とはテレビ朝日系の『土曜ワイド劇場』内にて放送されていたテレビドラマシリーズの一つである。1983年から2008年に26作が放映された。1997年10月9日から同年12月25日には、全11回の連続ドラマとして同系で放送されたこともある。大映テレビ制作。
目次 [非表示]
1 概要
2 土曜ワイド劇場版
2.1 登場人物
2.1.1 シリーズ第1作〜第7作
2.1.2 シリーズ第8作以降
2.2 サブタイトル・ゲスト出演者
2.3 スタッフ
3 木曜ドラマ版
3.1 登場人物
3.2 サブタイトル・ゲスト出演者
3.3 スタッフ
4 関連項目
5 外部リンク
[編集] 概要
市原悦子演じる石崎秋子が上流家庭に「大沢家政婦紹介所」の家政婦として派遣され、その欺瞞ぶりを見聞し最後に自分が見聞した事柄を家族全員が集まる席であらいざらいぶちまけて、去っていくというのがおおまかなストーリーである。秋子が派遣される上流家庭は放映当時の時事ネタ、スキャンダルをモデルにし、当時の世相に対する風刺とすることもある。なお「土曜ワイド劇場」には珍しく、ドラマ中に殺人事件は一件も起きない。
ドラマ中、協会に所属し同じところで寝泊りしている家政婦たちが自分の担当する勤務先の話で盛り上がるシーンが定番となっている。またドラマの最後では家庭の暗部をぶちまけた席で秋子がその派遣先への勤務を辞退し、自分(時々会長や家政婦仲間に)もその報い(主に打撲などの負傷)を受け、さらには次の派遣先に行き「ごめんくださいませー」と叫ぶ(=次回の簡単な予告になっている)という一連の流れがお約束になっている(連続ドラマ版は例外で、全編通して報いと次の派遣先に行くシーンはない)。
本シリーズは松本清張の『熱い空気』を原作として1983年7月2日に放映された『松本清張の熱い空気-家政婦は見た! 夫婦の秘密「焦げた」』(以降「第1作」と記述)が非常に好評だったため、設定と副題の「家政婦は見た!」のみを引き継いで以降は柴英三郎のオリジナル脚本で制作されている。(「熱い空気」の人物設定をそのまま引き継いだ続編の制作を松本自身が拒否したため)ただし、第1作では主人公の名前は「河野信子(こうののぶこ)」、勤め先は「協栄家政婦紹介所」であった。第1作では、主人公・信子は派遣された上流家庭でその欺瞞ぶりを観察するだけでなく、その欺瞞ぶりを積極的に互いの家族に知らせたり、子どもに悪事をそそのかしたりして、最終的に自分が勤めていた家庭を崩壊に導く悪女として描かれており、石崎秋子とはキャラクター付けに若干の違いがある。なお、第1作時点で信子が己の行為の報いを受け、その結果受けた傷を抱えながら次の勤務先へ向かうシーンで終わることなど後にシリーズ化された際のストーリーの一連の流れの原型が既に出来上がっていた。
関東地区では同シリーズや「土曜ワイド劇場」の節目にあたる、1992年(土曜ワイド劇場15周年記念)、1997年(土曜ワイド劇場20周年・木曜ドラマ版放送開始記念)、2002年(土ワイ25周年記念)、2007年(松本清張『点と線』の放送記念)、2009年(松本清張『疑惑』の放送記念)に第一作が再放送された。
2004年1月10日放送の第22作以降、家政婦として働く場面で秋子はほぼ必ず眼鏡をかけている。
2007年7月14日放送の第25作では市原悦子演じる秋子そっくりの女社長・山口トミが登場。市原が『家政婦は見た!』で二役演じるのは初めてのことである。