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2009/03/31(火) 20:24:18 ID:ZZNrAHx5
東京地検 二階氏実弟ら聴取へ 事務所の家賃補填 西松側と合意か
準大手ゼネコン西松建設側が、二階俊博経済産業相の政治団体の事務所を無償提供したとされる疑惑
で、二階氏の実弟(67)と西松前社長の国沢幹雄被告(70)=政治資金規正法違反罪で起訴=らが、
二階氏側の家賃負担を献金により事実上補填(ほてん)することで合意していたことが関係者の話で
分かった。無償提供のうち二千万円前後は政治資金収支報告書に記載していなかったとみられる。
東京地検特捜部は、政治資金規正法違反容疑で二階氏の実弟や公設秘書らの事情聴取に乗り出す
方針を固めた。
西松関係者によると、国沢被告は一九九九年ごろ、二階氏の実弟が運営する政治団体「関西新風会」
(大阪市)に事務所を貸すため、西松関連の設計会社オーエーエンジニアリング(OAE、東京都港区)
に約四千万円を融資、大阪市西区のマンションを購入させたという。
新風会はOAEと年間二百八十万円で賃貸契約を結んだが、西松側は年三百万円を献金、家賃分を
事実上補填していた。二〇〇六、七年には社員六十人の名義で、二階氏が代表の「自民党和歌山県
第三選挙区支部」に一人五万円、計三百万円を献金。五万円以下は収支報告書の記載義務はなく、
分散させたとみられる。
無償提供の仕組みは九九年ごろ、二階氏実弟と国沢被告、西松総務担当者の間で合意、二階氏の
公設秘書が引き継いだという。
二階氏側の政治団体の〇六−〇七年分の収支報告書によると、政党支部から「二階俊博新風会」に
計四千万円、同会から「関西新風会」に計約千七百万円の寄付があり、特捜部は、政治団体間の寄付
で最終的に新風会に還流したとみている。
西松は九〇−九四年、二階経産相の選挙区内にある県営南紀白浜空港建設で、工事費の約半分に
相当する約百七十億円の工事を受注している。
二階氏は国会答弁などで「個人の献金として納めてもらった。家賃の補填という意識はない」としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2009033102000076.html