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http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20090331/142595/?P=1
田中秀征の一言啓上
対応遅れで国民に広がる
民主党への失望感
2009年3月31日
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注目の千葉県知事選挙は、3月29日に投開票され、森田健作氏が2位に大差で当選した。 2位の吉田平氏は、民主党をはじめ、社民党、国民新党、新党日本から推薦を受け、森田氏は完全無所属と称して戦った。
ただ、「完全無所属」と言っても、森田氏は自民党の国会議員の経歴もあり、自民党系の候補の印象が強かった。
西松問題が予想以上に影響した
この選挙が注目されたのは、言うまでもなく「西松献金問題」がどれほど選挙に影響を与えるかという点にあった。
結果をみると、予想以上の大きな影響があったと言うべきだろう。そうでなければ、ダブルスコアに近い差がつくはずがない。
もちろん森田氏には抜群の知名度や前回敗戦したことによる同情など、いくつかの勝因もあった。しかし、西松献金問題が小沢一郎代表を襲う前なら、民主党には強い森田氏をも一蹴できる圧倒的な勢いがあった。また、与党が分裂選挙になったことも吉田氏に有利に働いたはずである。
出口調査(毎日)によると、いわゆる無党派層の支持は、森田氏が45%に対し、吉田氏はほぼ半分の24%にとどまった。このことも影響の大きさを示している。
そもそも国政選挙が間近に迫っている時の地方選挙では、有権者の投票行動は国政の影響を受けやすい。中でも今回の千葉県知事選挙は格別全国的に注目度が高く、県民の判断も、地方政治よりも国政との関係によって左右されたのではないか。
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