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沈黙の艦隊
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漫画雑誌(草案)
『沈黙の艦隊』(ちんもくのかんたい)は、かわぐちかいじの漫画作品。アニメ・ラジオドラマ化もされている。『モーニング』(講談社)にて、1988年から1996年にかけて連載。1990年に、第14回講談社漫画賞一般部門を受賞。
潜水艦戦を描いた戦記物に、核戦争や国際政治等の問題提起を絡ませ、各方面から注目を集めた。
目次 [非表示]
1 概要
2 ストーリー
3 解説
4 主な登場人物
4.1 主人公および作品を通しての中心人物
4.2 日本政府関係者
4.3 原子力潜水艦「やまと」関係者
4.4 海上自衛隊関係者
4.5 アメリカ海軍関係者
4.6 アメリカ政府関係者
4.7 アメリカ報道関係者
4.8 アメリカ・その他
4.9 イギリス海軍・政府関係者
4.10 ロシア(ソ連)海軍関係者
4.11 ロシア(ソ連)政府関係者
4.12 フランス海軍・政府関係者
4.13 ドイツ・中国関係者
4.14 国際連合関係者
5 軍事的に不自然な点
6 アニメ
7 ラジオドラマ
8 関連項目
[編集] 概要
タイトルの「沈黙の艦隊」とは、「潜水艦戦力」を意味する英語の「Silent Service」の直訳による。
単行本は「モーニングKC」で発刊され、全32巻で完結。その後、「モーニングデラックス版(愛蔵版)」として全11巻でも発刊されている。また、「講談社漫画文庫」から全16巻発刊済み。他にも、登場人物の背景やその後に触れた特別編が描かれた他、防衛庁の広報誌『セキュレタリアン』(財団法人防衛弘済会)では官民の安全保障専門家が本作を分析する『「沈黙の艦隊」解体新書』が連載され、講談社によって1995年に単行本化された。なお『やまと』の形状は作品の初期と最後ではハンプバックの形状などが違う。
話数は「VOYAGE XX(XXは数字)」で表される。また、単行本のカバーを外した表紙・裏表紙には、その巻に収録された「やまと」航海の記録が記されている。
番外編に、本作の連載終了後「モーニング」にて連載された『瑠璃の波風 沈黙の艦隊〜海江田四郎青春譜』がある。
本作を題材にしたパソコン向けのシミュレーションゲームソフトも多数発売されている。作者がソ連空母艦隊の写真を「世界の艦船」に掲載された写真よりスケッチしたことで問題になった。
週刊モーニングのインタビューで、かわぐちは、沈黙の艦隊は実質、当時の編集長との合作で、編集長の影響が強いと述べている。また、やまとの原型はひょっこりひょうたん島だとも述べている。
原潜による所属国家からの離脱、対潜魚雷の無効化戦術、MAD紹介シーンの言いまわしなど、トム・クランシー著「レッド・オクトーバーを追え」との類似点が指摘される。
[編集] ストーリー
平和な日本の近海で海難事故が発生した。千葉県犬吠埼沖で、海上自衛隊の潜水艦「やまなみ」がソ連(現ロシア)の原子力潜水艦と衝突し沈没、「やまなみ」艦長の海江田四郎二等海佐以下全乗員76名の生存が絶望的という事故の報道は日本に衝撃を与える。しかし、海江田以下「やまなみ」乗員は生存していた。彼らは日米共謀により極秘に建造された原子力潜水艦「シーバット」計画のメンバーに選ばれ、事故は彼らを日本初の原潜に乗務させるための偽装工作であった。
アメリカ海軍所属となった日本初の原潜「シーバット」は海江田達の操艦のもと、高知県足摺岬沖での試験航海に臨む。しかしその途中、海江田は突如艦内で全乗員と反乱を起こし音響魚雷で米海軍の監視から姿をくらまし逃亡。以降、海江田を国家元首とする独立戦闘国家「やまと」を名乗る。さらに出港時「シーバット」は核弾頭を積載した可能性が高い事が発覚。
アメリカ合衆国大統領ベネットは海江田を危険な核テロリストとして抹殺を図る。海江田は超人的な操艦と原潜の優れた性能、核兵器(の脅威)を武器に日本やアメリカやソ連、国際連合に対抗してゆくこととなる。
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